Leica M 0.8のラインナップに50mm F1.4、75mm F2、90mm F2が登場
ブースではARRI ALEXA MiniとLeica M 0.8を組み合わせた展示が行われていた
CW Sonderopticの目玉の展示は「Leica M 0.8」関連だ。Leica M 0.8は、スチルで有名なLeica Mレンズの特長的な描画を映像撮影向けで実現した交換レンズ。Leica M 0.8をARRI ALEXA MiniやソニーVENICEで利用するためのアダプターが展示されていた。どちらもCW Sonderoptic社製。VENICEのアダプターは2018年夏に利用可能となる。
Leica M 0.8をALEXA Miniで利用するためのアダプター
Leica M 0.8をソニーVENICEで利用するためのアダプター
これまでのLeica M 0.8は21mmから50mmまでの5つの焦点距離で構成されていたが、NABでは50mm F1.4、75mm F2、90mm F2の3本が加わることが発表された。2018年夏に発売される予定。
新しく発表された50mm F1.4、75mm F2、90mm F2の3本
Summicron-CのイメージサークルはARRI LFカメラの16:9モードをカーバー
ブース正面にはCW Sonderopticのレンズと各社カメラのセンサー対応が一覧されていた
ブースで目を引いたのは、壁にCW Sonderopticのレンズのイメージサークルとあらゆるカメラのセンサーサイズが明記されていることだ。どのレンズがどのセンサーに対応しているのか一目瞭然でわかるようになっていた。
この表で注目をしたいのが、Summicron-Cのイメージサークルは、ARRI LFカメラの16:9モードをカーバーしているところ。なので、すでに出回っているSummicron-CでALEXA LFの16:9モードで撮影が可能。これは大きなメリットといえるだろう。
左側面は、CW SonderopticのレンズとREDのセンサー対応が一覧されていた
右側面は、CW SonderopticのレンズとARRIのセンサー対応が一覧されていた