カメラ周辺製品を巡るコース。主に三脚、レコーダー、オーディオが見られる。特に映像や音声をワイヤレス化できる機材は要注目だ。

01 アツデン[5310]

ビデオカメラ、DSLRカメラ、ミラーレスカメラ向けのマイクを展示

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ショットガンマイクロホン「SGM-250MX」(左)、コンパクトマイクアダプター「MC-1」(右)

Mini-XLR端子のシネマカメラに直接接続できるショットガンマイクロホン「SGM-250MX」や、コンパクトマイクアダプター「MC-1」が展示される。

SGM-250MXは、Mini-XLR端子のカメラへダイレクトに接続できるコンパクトシネママイクロホン。Blackmagic Pocket Cinema CameraやEOS C70など、Mini-XLR端子のシネマカメラに変換ケーブルなしでダイレクトに接続可能。

MC-1は、2つの音を手軽にカメラに取り込めるポケットサイズのマイクアダプター。4.6cm四方のコンパクトな立方体形状で「MIC CUBE」と称される。2つのモノラル音源を3.5mmミニプラグを通して一眼レフカメラやハンディタイプの小型カメラ等のステレオミニ端子にL/Rへ振り分けて接続可能。


02 銀一[5403]

大人気のRØDE製ワイヤレスマイクシステムやガンマイクを展示

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小型ワイヤレスマイクシステム「Wireless GO II」(左)、ガンマイク「NTG5」(右)

従来は「映像制作/放送関連機材部門」にブースを構えていたが、今年は「映像制作/放送関連機材部門」(5504)と「プロオーディオ部門」(5403)にブースを分けて出展。

プロオーディオ部門の注目は、小型ワイヤレスマイクシステム「Wireless GO II」だ。他にも定番の「NTG3B」「NTG5」などのガンマイク、マイクロフォンの「VideoMic NTG」、「VideoMic Pro+」などのオンカメラマイクも展示する。また、近年VlogやSNSなどで需要が高まっているスマートフォン向けマイクも展示。加えて、アダプターやマイクアームなど、便利なアクセサリー類も紹介予定。

映像制作/放送関連機材部門には、カメラ・スタビライザーの本家Steadicamや精巧なつくりのマットボックス・カメラリグで評価の高いChroszielなどからの新製品を展示予定。


03 Hollyland Technology[5502]

ワイヤレスデータ、ビデオ、オーディオ伝送ソリューションを展示

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Mars400 pro(左)、「Mars T1000」(右)

ファームウェアアップデートで屋外使用が可能になった「Mars300 pro」や「Mars 400s pro」に注目。最大約100m以上を映像電送できる。そのほか「Mars T1000」「Solidcom M1」「Lark 150」なども展示予定。

MARS 400S PROは、1台の送信機は同時に2台受信機または1台受信機+2つのモバイル端末に対応でき、iOS/Androidのデバイスをモニタリングすることで効率的なチームワークを実現できる。DFS機能を実装されていて、屋外での使用も可能としている。

SOLIDCOM M1はベルトパック数最大8台(3グループ)までの同時通信、ベースステーションのカスケード接続に対応した1.9GHz業務用ワイヤレスインカム。2Wire/4Wireポートを備え、現場からのニーズに応えるシンプルで信頼性の高いコミュニケーションツール。


04 平和精機工業/Libec[6403] check

■ミドルレンジのフラグシップ三脚シリーズ「HS」を正式に発表

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ミドルレンジのフラグシップ三脚シリーズ「HS」(左)、「NX-100C/MC」(右)

2022年春発売予定の75mmのミドルレンジのフラグシップ三脚シリーズ「HS」シリーズを参考出展。展示はプロトタイプだが、スペックなどは量産品と同じものを展示予定。RSシリーズの基本コンセプトを継承しながらも、ヘッドをゼロベースで設計し直した軍身の新シリーズ。どのチルト角度でもカメラがきれいに止まる「完全バランス」機構、ガタ付きを防止しスムーズなカメラワークを追求したドラグ機構など、究極の操作性を実現している。ヘッドは全4種類あり、ミラーレスの最軽量のセットアップから完全バランスを取ることを可能としている。

このほかにも、展示会では初披露となる、世界最軽量の高性能軽量ビデオ三脚シリーズ新製品「NX-100C/MC」「NX-300C/MC」に注目。

小型カメラに特化したNX-100は、ミラーレスカメラとキットレンズの最軽量の組み合わせからバランスが取れるようにカウンターバランスの設定が施されている。パン、ティルトのドラグに関しても、軽量なカメラであっても粘り感と操作性が発揮されるよう、最適な調整がされている。裸のミラーレスカメラ、一眼レフから小型ハンドヘルドカメラ、簡単なリグを組んだ小型カメラまで対応する。

NX-300は、カウンターバランスレンジが特長で、2~10kgまで幅広く対応するため、リグを組んだ小型カメラから、中型ハンドヘルドカメラ、本格的なリグを組んだシネマカメラまでこの三脚一本で対応可能。


05 ヴァイテックプロダクションソリューションズ[7309]

三脚システムAktiv/Flowtecをメインに、FSBシリーズ後継機種FSB MkIIシリーズを展示

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Sachtlerからは、地上高23cm~178cmの幅広いオペレーションを可能にしたaktiv/Flowtech三脚システムや、生まれ変わった「FSB Mk II」を展示。

Flowtechは、三脚はロック操作部を従来から半分の3ヵ所に減らし、三脚上部に配置することでセッティング時間の短縮を実現。aktiv雲台は、水準調整にスピードレベルレバーを引くだけで調整ができる機構を新たに採用。水準器も上からだけでなく、横から覗くことができるようデザインを一新している。

Litepanelsからは、定番の「ASTRA」をはじめ、RGBWWのLED素子を用いたフルカラーライト「GEMINI」シリーズを中心に展示。なかでも新製品「GEMINI 1×1 HARD」は3,000Lux@3m時と驚くほど明るく、フルカラーライトにASTRAの明るさを兼ね備えた製品としている。


06 MEDIAEDGE [7002]

ATOMOS製品で注目のShogun Studio 2とNinja V+を展示

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目玉はATOMOSコーナー。ATOMOSの新製品で、最大4K60PまたはFHD60P収録可能な「Shogun Studio 2」や「Ninja V+(Ninja V+Prokit)」の実機を展示する。

Shogun Studio 2は、タッチスクリーン操作で手軽に最大4K60P×2chまたはHD60P×8chまで1台で収録することができるデュアル7.2インチモニターを搭載したラックマウントタイプのモニターレコーダー。省スペースで多数の映像ソースを記録可能で、イベントでの利用やOBバンへの搭載などに最適としている。

Ninja V+(Ninja V+Prokit)は、HDMIまたはSDI経由でのRAW収録に対応。8K30P/4K120P/HD240pでの収録に対応しており、会場では実際に4K120pでの収録の様子をブースで見られる。


Aコース [InterBEE 2021の歩き方] Cコース