第11回ACM SIGGRAPH会議と、コンピュータグラフィックス、インタラクティブテクニックの展覧会のアジアバージョン「SIGGRAPH Asia 2018」が、本日12月4日から東京国際フォーラムにて始まった。5日からは展示フロアがオープン。AWS(アマゾン ウェブ サービス)傘下のAWS Thinkboxは、夏のSIGGRAPH 2018に続いて展示会に出展する。AWS Thinkboxは元Thinkbox SoftwareというVFXツールの開発会社で、2017年にAWSが買収した。

同社は展示会開催初日の5日9時より、エキシビタートークに登壇する。スピーカーは、元Thinkbox Software創立者であり、現在はAWSのAmazon EC2ディレクター クリス・ボンド氏。ボンド氏は、いくつものハリウッド映画のVFXスーパーバイザーを務めた経験を持ち、またFrantic Filmsという制作プロダクションの共同創立者でもあった。

本セッション「Scale Your Studio: Rendering with Thinkbox Deadline and Spot on AWS(スタジオをスケールする:AWS Thinkbox DeadlineとAWSクラウドAmazon EC2スポットでレンダリング)」では、先週、米ラスベガスで開催されたAWSの年次行事re:Inventで発表した最新情報を加え、主力のレンダリングパイプライン管理システム AWS Thinkbox Deadlineを中心に、AWSのクラウドを利用したレンダリングパイプラインを無制限に拡張できるソリューションを、事例を交えて紹介する。エキシビタートークへは、当日券Visitor Passで入場・参加できる。