パナソニック株式会社は、高感度、低ノイズで色再現性に優れた4Kスタジオカメラ「AK-UC3300/AK-UC3300S」を2020年11月に発売する。希望小売価格は税別4,500,000円。

AK-UC3300/AK-UC3300Sは、11.14メガピクセルの大判4Kイメージセンサーを搭載し、オーバーサンプリングにより水平垂直ともに解像度2000TV本を実現している。また、F10(2000 lx)の高感度でS/N 62 dB以上を確保し、暗所でも低ノイズで高品位な映像撮影を可能にするという。

出力フォーマットは、2160/59.94pの4K映像からフルHD映像までサポートする4K/HDマルチフォーマットに対応している。さらに、2倍速のHDハイスピード撮影モードを選択でき、スポーツ中継などでのスローモーション撮影も可能だ。

インターフェイスは、非圧縮12G-SDI出力や、従来の3G-SDIケーブルを活用して4K映像を伝送可能な軽圧縮技術TICO over SDI(4K over 3G-SDI)出力、そして次世代のIP伝送規格であるSMPTE ST 2110にも対応しており、既設設備との親和性も考慮しながら運用形態に合わせて選択することができる。