ストアネット株式会社(横浜市)は、英Apical社開発のダイナミックレンジ圧縮技術「iridix」搭載の、フルハイビジョン対応ピクセル単位自動適応DRC イメージエンハンス型情報カメラ”SecureEye-1080p”、そのオプション特殊偏光型レンズ”SNC-GPL90″の製品化を発表した。

“SecureEye-1080p”は、暗部からハイライト部分まで幅広く認識できる人間の網膜原理を応用した「iridix」技術により、従来のワイドダイナミックレンジ対応カメラが苦手としていた動きの速い被写体や、映像が白っぽくなって詳細情報が見づらいという問題を解消したフルハイビジョン対応ワイドダイナミックレンジ情報カメラ。

ニーズに合わせ、放送機器用インタフェースを採用したHD-SDI タイプ、産業機器向けカメラリンクタイプ、監視カメラとして一般的なIP接続タイプ、フルハイビジョンからダウンコンバートしたクリアな映像を出力できるアナログ(NTSC/PAL)タイプの4つのタイプの製品を用意している。

“SNC-GPL90″は一般的な偏光フィルターと異なり、可視光だけでなく近赤外光までをも偏光可能な偏光レンズ。自然光を透過した場合、ピークで70%の透過率のままで偏光でき、P波またはS波に偏光させて透過した場合、平均90%の透過率のままで偏光できる。

希望小売価格はオープン価格で、4月からの出荷開始を予定。

なお、これら新製品は、2010年3月9日(火)~12日(金)にて開催される「SECURITY SHOW 2010」のストアネット株式会社ブース(SS-2129)にて公開発表され、国内をはじめ米国、欧州、東南アジアにて販売を開始する。