3DカメラレコーダーAG-3DA1国内発売イベント
品川プリンスホテルの「ステラボール」において「業務用一体型二眼式3DカメラレコーダーAG-3DA1国内発売イベント」が開催された。このイベントは、パナソニックが8月18日から全世界に向けて出荷を開始する世界初の業務用一体型二眼式3DカメラレコーダーAG-3DA1を一般に公開する記念イベントで、AVCネットワークス社システムAVビジネスユニットBU長の下水流 正雄氏、同第一商品技術グループの平野 浩二氏がAG-3DA1の開発コンセプトのほか、3D撮影を行う場合カメラのリグへの装着や輻輳角の調節など撮影以外に必要になるセッティングを大幅に省力化し、カメラマンはよりクリエーティブな撮影作業に専念できることで、3D撮影の領域を広げ、3Dの普及に努めたいと語った。また、同社では3D対応液晶モニターBT-3DL2550や3D対応デジタルAVミキサーAG-HMX100、3DプロジェクターPT-DZ-12000など3Dコンテンツの制作に必要な機材を提供するとともにパートナープログラム3D PartnersをNAB2010を期にスタート。
正式に発売・発表されたAG-3DA1
Avid、Adobe、Autodesk、Quantelなど編集ソリューションのほかOMNEON、HARRIS、RHOZET、TELESTREAMなどストレージやアセットマネジメントなど3Dシステムを構築する上で必要なソリューションをもつ企業との協業も行っていくという。会場入り口付近にはこうしたパートナー企業のブース出展のほか、撮影関連の周辺機器を提供するメーカーなどの出展もあり、同社が展開する3Dソリューションが撮影から編集、オーサリング、アーカイブなどすべてのワークフローでユーザーが求めるシステムを提供できることを示していた。
手軽に撮影できるAG-3DA1だけでなく、リグ装着タイプも披露された。状況に応じて様々な撮影システムを提供
3D対応液晶モニターBT-3DL2550や3D対応デジタルAVミキサーAG-HMX100による上映システム