株式会社イーフロンティア(東京都新宿区)と株式会社ディストーム(東京都千代田区)が共同主催する、「3DCG CAMP 2010」で開催されるセミナーの受講受付が始まった。
「3DCG CAMP 2010」は、10月14日から16日までの3日間、日本科学未来館(東京)で開催される。同イベントでは、国内3DCGユーザーのためのコンテスト「3DCG AWARDS 2010」の受賞作品発表会を中心に、3DCG関連のツールや、最新テクノロジー等の展示のほか、国内外LightWave 3Dユーザーのプロダクションからゲストを招いて行われるセミナーが行われる。有償セミナーのゲストスピーカーには、長年ジェイムズ・キャメロン監督の右腕として活躍し、現在は米NewTek社のLightWave 3D開発担当副社長であるロブ・パワーズ氏が来日し、米国ハリウッド3DCG制作現場におけるビジュアルアート事情について紹介する。
また、米Industrial Light and Magic でシニア・アートディレクターを務めるアレックス・ジャガー氏による、ILMのコンセプトデザインから3DCGへのワークフローが紹介されるセミナーや、株式会社画龍の早野海兵氏がCGWORLDで連載中の「画龍点晴」より、リアルなテスクチャの作成方法が解説されるセミナーが開催される。
入場無料セミナーでは、株式会社サンライズによる「コイ☆セント」メイキングワークフローセミナー、有限会社デジタルノイズのコレサワによる3DCGツール活用によるマンガ・アニメにおけるセットデザインテクニック、吉井宏氏・秋元きつね氏による「ヤンス!ガンス!」メイキングワークフローセミナー、株式会社アニマによる「CAT SHIT ONE」メイキングセミナーといったLightWaveユーザーによるレクチャーのほかにも3D立体視の実際の製作現場の声が聴けるセミナーや「ウサビッチ」や「やんやんマチコ」の監督でカナバングラフィックス代表の富岡聡氏による同社の作品の制作過程と独自のクリエイティブを紹介するセミナーなど、多彩なプログラムが揃っている。
有償セミナーは10月14日のみ、入場無料セミナーは10月15日と16日の2日間。 有償セミナー、入場無料セミナー共、事前登録が必要。申込みの詳細などについてはディストーム社の同イベントトップページより確認できる。