ソニー株式会社(ソニー)は米国Microsoft Corporation(マイクロソフト)と、同社製のネットワーク接続可能なデバイスが扱うコンテンツの保護を行うため、マイクロソフトのデジタル権利管理技術「Microsoft PlayReady」を採用することを発表した。
発表によると、最初の該当製品となるのは、2011年2月に米国で発売開始となったブルーレイディスク・プレイヤーになる。ソニーでは、デジタル家電機器などを対象にするDRM規格「マーリン(Marlin)」 を使って著作権保護を強化しているが、消費者が安全かつより簡単にネットワーク上のエンターテイメントを楽しめるための環境を展開するため、今回新たにマイクロソフト社の提唱するDRM技術を追加したと、ソフトウェア設計技術センター長の岡田 義樹氏は語っている。
Microsoft PlayReadyを利用することで、著作権で保護されたコンテンツを携帯電話やPCなどの各種デバイス間で共有できるようになる。同技術がサポートするコンテンツは、Windows Media Audio(WMA)、AAC/AAC+/HE-AAC、Windows Media Video(WMV)、H.264といったフォーマットの音楽やビデオ、ゲーム、着信音、画像など。