有限会社シネマックスは、4月16日より米ネバダ州ラスベガスにて開催される国際放送機器展「2012 NAB Show」にて、多角度撮影装置「スパイラルスライダードリーKATANA」「CROSS SLIDER」を出展する。ブース位置はセントラルホール/C12442。
スパイラルスライダードリーKATANA(上写真)は、従来のX軸スライダーを垂直方向にセッティングし、Z軸方向の動きと三脚に対して回転できる機能を加えたスライダードリーで、同社では世界初(実用新案:登録第3160147号)の機構であるとしている。クレーン効果のある映像を場所を取らずに撮影したり、接写撮影や多角度方向からの動きのある撮影などで活用できる機材だ。
ベアリングは従来のボールベアリングからV溝ベアリングに変更し、音の少ないメンテナンスフリーのベアリング採用になったとしている。また、リニアレールが軽量化されており、自重は1000mmバージョンが12kg、1500mmバージョンが13.5kgとなっている。三脚2台または4レッグバージョンにすることで、CROSSスライダー(X軸Y軸スライダー:左写真)としても利用可能。