ソニーは、同社の「SRMASTER(F65RAWファイル及び2K/HD MPEG4 SStP)」フォーマットに、新たにAJA、Avid、Codex、Drastic Technologies、DVS Digital Video Systems GmbH、Quantelの6社が対応したと発表した。同社では、オン・セット・デイリーズやノンリニア編集、カラーグレーディング、インジェスト、コンポジットまで、ハイエンドコンテンツ制作における高画質4Kコンテンツ制作環境が整備されたとしている。

また、同社では既存のSDIインフラを使ってSRMASTERフォーマットのHD映像をリアルタイムの約5倍(SR-Liteモード時)で高速転送する技術として「SRExpress」を開発。SRMASTERポータブルレコーダー「SR-R1」に搭載されるこのインターフェースは2012年5月にリリースする予定だ。

(以下、同社リリースより引用)

SRMASTERフォーマット 新規対応メーカー一覧:

 ◎AJA, Avid®, Codex, Drastic Technologies, DVS Digital Video Systems GmbH, Quantel
 ※AJAとDrastic TechnologiesはSRExpressに対応
 ※Avidはソニー製プラグインソフトウェアにて対応

(ご参考) 2012年2月時点での、SRMASTERフォーマット対応企業:

オン・セット・デイリーズ、カラーグレーディング、コンポジット関連機器メーカー
 ◎ASSIMILATE、Blackmagic Design、Colorfront、FilmLight、MTI、YoYotta

ポストプロダクションファシリティ
 ◎Colorworks、Company 3、DigitalFilm Tree、EFILM, Encore Hollywood/Level 3 Post、FotoKem、
  Hollywood DI、Light Iron、Modern VideoFilm、Technicolor