Netflixは、今週から4Kクオリティ作品に様々な設定を加えてストリーミング検証を実施しているという。

米国メディアの“The Verge”によると、このストリーミング検証では、「El Fuente」というメキシコの旅をつづった8分尺の映像を、それぞれ違うフレームレートにしてストリーミングを行っている。同社は来年には、4K映像配信をサービスに加えることを明らかにしている。同社のオリジナル番組「ハウス・オブ・カード」は、4KカメラでRaw収録をしてある。現在のマスターは2Kだが、年内にも4Kとしてエンコードできる計画をしているという。

最近の株主向けearning callでは、リード・ハスティングCEOが、同社が市場で最初の4Kコンテンツ配信業者になることを促しており、コンテンツには、ヒット作であるオリジナル番組のほか、提携先コンテンツ供給会社からの映画コンテンツやテレビ番組も含まれるという。Netflixの加入者数は現在、世界規模で4000万人以上と言われている。

(山下香欧)