Seikiが今年のCESで発表した、HDから4KにアップコンバートするHDMIケーブル「U-Vision」HDMIケーブルが発売された。本HDMIケーブルは、Marseille Networks社の「VTV-1222」ビデオプロセッサーを搭載しており、ケーブルボックスやBlu-rayプレイヤーから再生されるHDコンテンツ(1080p)を4Kにアップコンバートして4Kテレビに表現する(2160p/30Hz)。また720pから1080pへの変換も可能。テクニカラー認定のネイティブ4Kクオリティで4Kテレビに表現されるとしている。ビデオゲームを4Kテレビでプレイする際でもプロセッシング遅延は気にならない程度だという。
現状の一般4K TV所有者がすべてのコンテンツを4Kの大容量データとして取り扱っていくのは、データ保存環境からも厳しい。Seikiではこのコンバーターケーブルにより、省ストレージ化を提供できるとしている。
またアダプタータイプも揃っている。価格は、ケーブルが約50ドル。アダプターが約60ドル。Amazonにて購入できる。
(山下香欧)