Blackmagic Designの発表によると、中国で人気のあるウェブ・シリーズ「Ex Model」の撮影に、Blackmagic Cinema CameraとPocket Cinema Cameraが使用されたという。「Ex Model」は、中国の動画共有サイト「Youku」で放送されているウェブ・シリーズ。制作は中国出身のプロデューサー兼女優のシン・ワン氏と、フランス人作家エマニュエル・サポルスキー氏が共同設立し、パリを拠点としている制作会社Drunken Dragon Productions。

サポルスキー氏が監督を務める「Ex Model」は、シン・ワン演じる中国人少女シン・シンが、パリでモデルになる夢を追い求めるも年齢的に夢を実現するのが困難になってしまうという物語。現在、同シリーズの第1シーズン(計10エピソード)がYoukuで放送中であり、2014年4月1日の初回放送より合計2200万人以上が視聴している。

サポルスキー氏:“Ex Model”のようなウェブ・シリーズの撮影はすべてロケなので、限られた照明・スペースの中で素早く撮影を行わなければなりません。

私は、Blackmagicのカメラの形状、そしてコンパクトなサイズを非常に気に入っています。状況に応じてアクセサリーを付けたり外したりできるので、どんな環境にも適応できるんです!

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サポルスキー氏は、すべての撮影を Blackmagic Cinema Cameraで行った。動きのあるショットは、三脚やEdelkroneのスライダーにカメラを取り付けた。サポルスキー氏はPocket Cinema CameraをMoVIのジンバル・スタビライザーやローラースケートに搭載してBカメとして使用し、激しいシーンなどの特殊なショットを撮影したという。また、両方のカメラとも、すべてのフッテージをApple ProRes 422(HQ)で収録した。

サポルスキー氏:カメラにProResで収録できる機能は、撮影における2つの大きな利点のひとつでした。外部レコーダーの使用や、ポストプロダクションでの変換が必要ないからです。おかげで時間も削減できました。

私が大変気に入ったもうひとつの機能に、広いダイナミックレンジがあります。ロケで十分な照明を使用するほど費用に余裕はありませんでした。また、費用の問題だけでぎなく、パリでの撮影では、保護された古い場所で作業を行う場合があります。それらの場所に2K HMI照明を持ち込んで作業を行うのは、環境にダメージを与えるリスクが大きすぎます。Blackmagic Cinema CameraとPocket Cinema Cameraのストップレンジは同じなので、ポストプロダクションで映像をマッチさせるのは難しい作業ではありませんでした。

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またサポルスキー氏は、「Blackmagic Pocket Cinema Cameraが非常にコンパクトで、必要に応じていつでもカメラを持ち運べるので、撮影が終了して時間が経ってからのリテイクやセカンドロールの撮影も容易だった」とコメントしている。