株式会社エーディテクノは、IPS液晶パネル搭載の業務用マルチメディアディスプレイ5機種を2014年12月15日より発売する。

HDMI/DVI-D/VGA/ビデオ入力端子を搭載した標準モデルの「LCD1015(ブラック)」「LCD1015W(ホワイト)」、標準モデルの入力端子に加え、3G-SDI入出力端子を搭載した「LCD1015S」、標準モデルの入力端子に5線式抵抗膜タッチパネルを搭載した「LCD1015T(ブラック)」「LCD1015TW(ホワイト)」の5機種。希望小売価格はすべてオープンで、市場想定価格はLCD1015が38,000円前後、LCD1015Wが40,000円前後、LCD1015Sが105,000円前後、LCD1015Tが40,000円前後、LCD1015TWが42,000円前後。

本製品は、解像度1280×800、350cd/m2の高輝度、上下左右170°の広視野角、800:1の高コントラスト比IPS液晶パネルを採用。全機種に、デジタル最大1080p、アナログ最大1900×1200(WUXGA)の入力信号を解像度1280×800液晶パネルに合わせて表示するダウンスキャン表示機能が搭載されている他、OSD設定画面より表示アスペクト比を4:3/16:9/1.85:1/2.35:1から選択が可能。アスペクト比16:10液晶パネル上でのリアル16:9表示が可能。HDCPにも対応する。その他にも、ピクセル等倍表示機能、アンダースキャン表示機能、反転表示機能などの機能を搭載し、これらの機能をボタンの長押しで呼び出すファンクションキー機能や、音声を外部出力する3.5φミニピン端子も搭載している。

本体厚さ約30mm(最薄部約13mm)に取り外しが可能で、低重心無段階調整可能な自立スタンドを採用しているため、モニターを様々な角度で設置可能。また、スタンドは折りたたむことができ、持ち運びにも便利な設計だ。また、本体背面にVESAの壁掛け用ネジ穴とスタンド背面にも壁掛け用フック穴を搭載している。