英Timecode Systems社は、GoPro専用のタイムコード同期アクセサリー「SyncBac PRO」を2016年4月下旬に発売する。価格は未定。
SyncBac PROは、GoPro HERO4 Black Edition/Silver Editionでフレーム精度のタイムコードジェネレートを活用でき、複数台のGoProやGoProと業務用カメラあるいはオーディオ機器が混在する環境で、RF信号での長距離伝送によるワイヤレスタイムコード同期が行える。撮影終了時にGoProのSDカードを取り出すまでタイムコードが付加されたフッテージを作成。収録されるMP4ファイルには編集時に必要な情報がアップロードされており、業務用カメラやオーディオ機器と同様の方法でメディアをキャプチャ可能。
GoProカメラは同社のワイヤレスタイムコードやメタデータ製品の全ラインナップと互換性を持つ。同社製品にはワイヤレス機能が備わっており、広範囲なRFにより1つのアプリケーションB:LINK Hub上で全てのGoProを操作や監視することが可能だとしている。
B:LINK Hubは、新たに同社の:pulseに搭載され、タイムコードやメタデータの小さなベースステーションとなる。SyncBac PROを:pulse経由でB:LINK Hubのダッシュボードで管理でき、スマートフォン、タブレット(iOSまたはAndroid)、PCから複数台のGoProのステータス監視やリモートコントロールが行える。
なお、SyncBac PROは2016年4月16日から21日(米国時間)の期間中に米国ラスベガスで開催されるNAB2016の同社ブース(セントラルホール/C2221)にて展示予定だ。