株式会社エーディテクノは、組込用液晶ディスプレイKEシリーズの新製品として、メタルハウジング採用の24時間連続稼働が可能な液晶モニター「KE084」（8型液晶パネル）と「KE102」（10.1型液晶パネル）を2016年5月下旬に発売する。ともに希望小売価格はオープン、市場想定価格はKE084が税抜39,800円、KE102が税抜44,800円。
KE084/102は、解像度1024×600（KE084）、1280×800（KE102）、視野角水平150°/垂直145°（KE084）、水平170°/垂直170°（KE102）、コントラスト700:1（KE084）、800:1（KE102）のLED液晶パネルを採用。接続インターフェースは、HDMI・VGA（ミニD-Sub15ピン）・ビデオ（BNC）のアナログ・デジタルの両信号入力インターフェースを搭載し、HDMI接続では最大1080pまで、VGA接続では最大1920×1080までの映像信号を液晶画面に合わせた形で表示する事ができ、表示アスペクト比は、全画面/16:9/4:3から選択可能。
レジューム機能搭載により、組込み用途で使用時に電源をオン、オフで利用する場合でも、設定が保持された状態で立ち上がる。また停電などで予期しない電源断となった場合でも、レジューム機能で使用可能だという。前面でのリモコン用赤外線受光部を搭載しており、組込み後背面へ回って操作をする必要がなく、正面からのリモコン操作で設定変更や映像調整が行える。本体背面にはVESA（75x75mm）規格の壁掛け用ネジ穴があり、壁掛けでの設置も可能だ。
