韓国LG電子が、LTEを実装したアクションカメラ「LG Action CAMLTE」(ネーミングではLTEは上付き)を韓国など限定市場で発売する。内蔵LTEで3G/4Gネットワークを介して直接YouTube Liveといったライブストリーミングが行えるのが最大の特長。従来のアクションカメラ製品がLTE接続を行うとすれば、スマートフォンとテザリングする方法しかなかった。

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携帯デバイスと同じくQualcomm Snapdragon 650プロセッサを搭載し、また1メートル水深で30分ほど耐えられるIP67レベルの防水が施されている。さらにGPS、加速度センサーおよびジャイロスコープを搭載している。

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サイズは35mmx35mmx79.7mm、重さは99g

本体カメラの仕様は、1/2.3型CMOSセンサーで12.3MP画素を持ち、視野角は150度、2560×1440@30fpsおよび1920×1080@60fpsで動画が撮れる。720pではハイスピード(120fps)も可能。LTE経由でのライブストリーミングはフルHD@30fpsまでとなる。内蔵ストレージ容量LG Action CAMLTEは4GB、microSDで最大2TBまでデータを記録できる。スマートフォンからのカメラ管理や設定用に専用アプリが提供されており、撮影した写真や動画を転送できるほか、スマートフォンでのプレビューが可能となっている。

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デザイン的にもCCTVカメラとして携帯から静止画や動画でホーム監視ツールとしても活用できそうだ

同製品は韓国を皮切りに、オーストラリア、米国、英国で発売が開始される予定となっている。価格は韓国で399,300ウォン。

(山下香欧)