BWF-J対応の録音・再生・編集アプリケーション「PREBiEW」キャプチャ画面

報映産業株式会社は、MO録音再生機器の後継機種として放送局向けアプリケーション「PREBiEW」「CLASS-PAD」「CLASS」を2016年9月1日に発売する。希望小売価格はすべてオープン、市場想定価格は未定。ネットワークの共有ディスクとして、Facilis Technology社製品を採用。製品開発は株式会社モアソンジャパンが行っている。

PREBiEWは、BWF-J対応の録音・再生・編集アプリケーション。カット、コピー、ペースト等の編集機能や、通常再生、範囲内外再生、リピート再生、外部シャトルコントローラーを使用したシャトル・ジョグ等の再生機能、有音・無音検知による自動録音・停止機能を搭載している。また、BC$ラベル、キューポイントの設定、解除、位置変更をマウスで容易に操作でき、ピークメーター、VU計の画面表示、接点ボードの搭載により、パラレルリモートが可能だ。

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ポン出し・カート再生アプリケーション「CLASS-PAD」キャプチャ画面
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CLASS-PADは、ポン出し・カート再生アプリケーション。3系統再生、連続再生、ループ再生、フェーダースタート・ストップ機能、200素材のポン出しスイッチの割付(20個×10ページ)、クロスフェード・ミックス機能、iPadからの遠隔操作が可能。ポン出しスイッチへの割付後の波形表示、編集機能、スタートストップポイントの設定、レベル設定機能を搭載している。

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CDライブラリー・選曲支援・CUEシートアプリケーション「CLASS」キャプチャ画面
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CLASSは、CDライブラリー・選曲支援・CUEシート管理アプリケーション。CDライブラリーは、楽曲情報登録・検索機能、CDリッピング機能、外部の楽曲情報データベースからの取込み機能、CDの貸出・返却・在庫の管理機能を搭載。選曲支援システムは、放送時刻、楽曲情報を元に条件に合った曲を自動選曲し、選曲した結果はCUEシートに割り付け可能。CDリッピングを行っていれば、CUEシートを一本化して完パケファイルを作成することが可能だとしている。CUEシート管理機能は、基本枠はEDPSから取り込み可能。CUEシート中の楽曲イベントは選曲支援機能を使って選曲でき、JASRACへの報告書の作成および、電子申請機能、Webサーバ(ホームページ)への楽曲情報転送機能、ポン出しアプリケーションと連携し、CUEシートに割り付けた音源をスタジオに自動転送可能だ。