ヒビノ株式会社は、同社が取り扱うJBL PROFESSIONALのポータブルPAシステム「EON ONE」を2016年10月13日より発売する。市場想定価格は税抜98,000円。
EON ONEは、ベースとなるサブウーファーの背面に、高域用スピーカーと2本の連結パーツが収納でき、取り出して組み立てるだけでPAシステムのセッティングが可能。スタンドやポール、配線も不要。Bluetoothによる音声入力機能を搭載しており、スマートフォンなどの対応機器とボタンひとつでペアリングでき、BGMの再生をワイヤレスで行える。トップパネルには片手での運搬に便利なハンドルを装備。
サブウーファーの背面にスピーカーと2本の連結パーツを収納可能
高域用スピーカーは、2インチのドライバーユニット6個を縦方向のライン状に配列。干渉を最小限に抑える独自技術のDirectivity Control Geometryを採用。高域用スピーカーの高さは連結パーツの使用本数により3段階から選択できるため、会場に合わせたセッティングが可能だ。出力パワー380W、最大音圧118dB SPLの大音量を出力し、広い会場も前方から後方まで均一にカバーするとしている。
また、パワード・ミキサーを採用しており、モノラル入力×2、ステレオ入力×2の合計6チャンネルのミキサーを内蔵。モノラル入力は、マイク/ラインの入力レベルの切り替えスイッチや、高域と低域の独立したトーンコントロール、ON/OFFが可能なリバーブ・エフェクトを搭載。その他にも、入力信号をルーティングして出力するモニター出力端子を装備しており、モニター用のPAシステムへの拡張や、録音機器の接続にも利用可能。ボディーの素材は軽くて頑丈なポリプロピレン製。パワーアンプにはClass Dを採用している。