株式会社アスクによると、同社が取り扱うTimecode Systems社が、NAB2017において「UltraSync ONE」を使用したソリューションを公開したという。市場想定価格は税別42,000円。
UltraSync ONEは、RF伝送のタイムコードとゲンロック、サウンドのためのワードクロックを生成し送出が可能なジェネレーター&トランシーバー。25時間以上のバッテリー容量を備えており、筐体は55mm×44mm×17mm。すべてワイヤレスで同期が可能で、双方向のBLINK RFを通じてサブラインシンクが行えるため、ゲンロック同期された360°VRアレイ撮影にも適している。研究開発統括職Paul Bannister氏は次のようにコメントしている。
Bannister氏:シンク精度の評価基準は移り変わっています。そして、われわれはUltraSync ONEで新たな道を先導します。高水準を小さな筐体に組み込んだ、親しみのあるシンクソリューションです。
UltraSync ONEについての、われわれの目標は野心的でした。それは、Timecode Systems社のタイムコード、ゲンロック、ワードクロック、そしてRFテクノロジーの全能力を搭載した、市場で最もコンパクトなシンク製品を作ることでした。
また、価格の面でも、マルチカメラ環境で費用対効果の高い選択肢になることを目指しました。そこで、より小さくするという目的だけではなく、市場の他の競合品よりも優れた製品にするために、UltraSync ONEはすべての要素を再設計しました。機能とコストの点で、ユーザーは他の製品を探す必要はありません。
なおUltraSync ONE、は2017年4月22日から27日(米国時間)の期間中に米国ラスベガスで開催されているNAB2017の同社ブースにて公開され、来場者限定で先行予約が可能(セントラルホール/C2746)。