エキソニモの千房けん輔(左)と赤岩やえ(右)/Photo by Niko
山口情報芸術センター(以下:YCAM)は、アートユニットのエキソニモを共同キュレーターに迎え、共同企画展「メディアアートの輪廻転生」を2018年7月21日(土)~10月28日(日)に開催する。入場は無料。
エキソニモは、1996年の結成以来、バーチャルの世界と実世界の境界線や、テクノロジーと人間との関係性をユーモア豊かに表現してきた。YCAMでは、2003年の開館記念展への参加をはじめ、2006年と2011年には新作を制作・発表するなど、YCAMに関わりの深いアーティスト。
同展示会では、エキソニモとYCAMの議論から生まれた「100年後のメディアアートの姿」というアイデアを起点に、複数のアーティストが参加し、「死」を迎えた作品を展示する「メディアアートの墓」をつくる。これを通じて、芸術表現をはじめとする「文化」を未来に創造的に伝える可能性を模索するとしている。