株式会社エーディテクノは12G-SDI対応の4K Ultra HD 12.5型IPS液晶パネル搭載業務用マルチメディアディスプレイ「UH1250S」を2018年9月14日に発売する。希望小売価格はオープン、市場想定価格は税別290,000円前後。
UH1250Sは4K解像度(3840×2160)12.5型ワイドタイプのIPS液晶パネルを採用した12G/6G/3G-SDI対応4K IPS液晶ディスプレイ。12G-SDIや6G-SDI 1系統での4K表示の他、3G-SDI 4系統(クワッド3G-SDI)での4K表示にも対応。また3G-SDI 4系統(クワッド3G-SDI)では2つの異なる方式(2SIまたはSQD)を選択可能だ。他にも4K60p対応HDMI 2.0入力端子を1系統と4K30pまで対応可能なHDMI 1.4入力端子を3系統搭載し、Blu-rayなどの著作権付きデジタルコンテンツの再生に必要なHDCPにも対応する。
IPS液晶パネルは4K画質の液晶パネル上で4つのフルHD映像を同時表示させる「4分割画面表示」機能や、2つの映像を上下または、左右に表示させる「2分割画面表示」機能、画面の中に小窓表示する「PinP(ピクチャー・イン・ピクチャー)画面表示」機能、「セーフティーマーカー」機能などの映像制作者向けのアシスト機能を搭載している。
本体は堅牢なメタルハウジングデザインに加え、硬度4H(厚さ3mm)の液晶保護用アクリルパネルを標準で搭載。また液晶モニターの標準スタンドには、安定感のある直立固定型自立スタンドに固定用ネジ穴を搭載。
本体上下左右側面4カ所に1/4インチネジ穴を搭載しており、三脚やアームなどでの設置や壁掛けでの利用も可能。電源は2系統入力に対応し付属のACアダプターからのDC入力のほか、XLR4ピン入力が可能で、本体背面中央部には市販のVマウントバッテリープレートを取り付ける専用ネジ穴を搭載。また、DCコネクタの接続部はロック式コネクタを採用し設置現場でのケーブル抜け防止に適した設計となっているという。