4KUHD対応超小型軽量HDMI2.0→12G-SDIコンバーター「UHD_MHS」

株式会社エーディテクノは、同社が取り扱う韓国デジタルフォーキャスト社製の4KUHD対応映像/音声信号変換、分配、延長製品「BridgeUHD」シリーズより、12G-SDI/クワッド3G-SDI対応コンバーター4機種を発売する。希望小売価格は全てオープン、発売予定日と市場想定価格、ラインナップは以下の通り。

■2018年12月7日発売予定

  • 4KUHD対応超小型軽量HDMI2.0→12G-SDIコンバーター「UHD_MHS」
    税別90,000円前後
  • 4K UHD対応超小型軽量12G-SDI→HDMI2.0コンバーター「UHD_MSH」
    税別90,000円前後

■2019年1月下旬発売予定

  • 4K UHD対応HDMI2.0→クワッド3G-SDIコンバーター「UHD_HQS」
    税別75,000円前後
  • 4KUHD対応クワッド3G-SDI→HDMI2.0コンバーター「UHD_QSH」
    税別75,000円前後

UHD_MHSとUHD_MSHは、4K映像を同軸ケーブル1本で長距離伝送するSMPTEST2082に準拠した12G-SDIとHDMI2.0間の映像・音声信号変換器。UHD_MHSは、1系統のHDMI入力に2系統のSDI出力端子を搭載。4KUHD 60p信号を12G-SDI信号へ変換し、2系統同時分配出力する。UHD_MSHは、1系統のSDI入力をHDMI2.0へ変換出力する他、SDIスルーアウト出力を1系統搭載。HDMIモニターへの送出と同時に12G-SDI対応機器への送出が行える。

本体サイズは80mmx59.2mmx22.5mm、重量約105gと小型設計。別途オプション販売品の19インチラックマウントユニット「UHD_M_PLUS」に収納できるため、これまで煩雑に置いていたコンバーター等を分かり易く配置し、管理・運用時のメンテナンスが効率化できる他、電源の一括管理が可能となるとしている。

UHD_HQSとUHD_QSHは、クワッド3G-SDIとHDMI2.0間の映像・音声信号変換器。クワッド3G-SDIは2SI/SQDの二つの方式に対応し本体ディップスイッチにて選択可能。UHD_HQSは、HDMI2.0をクワッド3G-SDIへ変換出力する。クワッド3G-SDI対応の4Kシステムに接続し、撮影されたHDMI 4K映像を簡単に取り込む事が可能。UHD_QSHは、クワッド3G-SDIをHDMI2.0へ変換出力する事で、4K映像のモニタリングがHDMIモニターにて容易に行えるようになるという。

4製品共通仕様として、ACアダプタを接続するDCコネクタは抜け防止のネジ式タイプを採用。本体とACアダプタをネジ式で固定する為、ケーブルを引っ張っても抜けにくい構造となっている。また、DC7~16Vと広範囲の入力電圧に対応しているので、付属のACアダプタ以外からでも電源供給が可能。

なお、同製品は2018年11月14日~16日に幕張メッセにて開催される「Inter BEE 2018」の同社ブース(ホール2/No.2503)にて展示予定。