Loupedeckは、同社の写真と映像編集のコンソール「Loupedeck+」がAdobe Photoshop CC 2019をサポートすることを発表した。
Loupedeckでは、2018年のLoupedeck+投入以後Loupedeckの投資家コミュニティから寄せられた強い要望に基づき、Photoshopへの対応を決定したという。Loupedeck+の新しいAdobe Photoshop編集機能は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
- イメージエディターが自身のワークフローに合わせてLoupedeck+を設定できるようにする、プロセス全体にわたるPhotoshop CCへの柔軟な対応
- 現在および過去のツールの切り替えやブレンディングのリセット、ボタンを押すだけでイメージをスクリーン上に配置できる機能など、編集をスピードアップする直感的なデザイン
- マウス利用の最小化、リストのスクロールおよび小さいアイコンを通じての操作など、ナビゲーションではなく、画像の活用を重視した特性
- 時間の節約につながる、ツール、機能、レイヤおよびPhotoshopの他のオプションへのダイレクト・アクセス
- 移動、グルーピング、結合、不透明度、フィルおよび視認性の調整、またはマスキングによる、優れたレイヤコントロール
- Loupedeck+のコンフィグレーション自在なボタンでスマート・フィルターを適用させる機能
- カスタム・モードにより、Loupedeck+上でPhotoshopの多様な機能のマッピングをも可能にする機能
- Loupedeck+のコンフィグレーション自在なボタンで自分だけのアクションを設定し、それを実行する機能
Loupedeckの創業者兼CEOであるミッコ・ケスティ氏は次のようにコメントしている。
プロとアマチュア両方の写真家の編集プロセスをより直感的かつ効率的にするという現在のミッションのもと、当社は、写真家の皆さんがそれぞれのワークフローで活用し、大切にしている編集スイートにLoupedeck+を対応させるための取り組みを継続的に行っています。当社の熱心なユーザー・コミュニティのメンバーの皆さまから、当社のコンソールでPhotoshopの編集をしたいという強い要望が寄せられており、当社ではその要望に応えることにしました。LoupedeckによるAdobe Lightroomへの最初の対応、ならびにAdobe Premiere Proを利用したビデオ編集への最近の進出のあとの、当社のパートナーシップの新ステージにおいても、私たちは引き続き世界中の写真家の皆さまをサポートしてまいります。
Loupedeck+は、Adobeへの対応以外にも、Skylum Aurora HDRとの互換性を有し、将来的には、Skylum Luminarを含む、Skylumの他の製品への対応を予定しているという。