Blackmagic Designは、同社のハイエンド放送カメラBlackmagic URSA BroadcastとFUJINON 4K B4レンズ「LA16×8BRM」を組み合わせたレンズセットを発売した。希望小売価格は税別847,800円。
LA16×8BRMは、富士フイルム株式会社のFUJINONブランドによって、URSA Broadcastのために開発された4K B4レンズ。URSA BroadcastとLA16×8BRM、Blackmagic Camera Fiber Converter、Blackmagic Studio Fiber Converter、ATEM Camera Control PanelなどのアクセサリーとATEMスイッチャーを組み合せることにより、従来より数千万円も低いコストで4K60P放送用システム構築を実現するという。また、これらの4K60P放送用システムを実際に体感できるデモンストレーションツアーを全国で実施予定。
LA16×8BRMは、URSA Broadcastと最適なバランスで4K高解像度と抜群の運用性実現しており、リアフォーカス機構の採用により、重さ約1.6kgと小型・軽量。ENGスタイルの撮影やスタジオ撮影に最適なズームレンズだとしている。
URSA Broadcastは、ENGや番組制作用のフィールドカメラとして、またはプロ仕様のスタジオカメラとしても使用でき、HDおよびUltra HDの制作に対応可能。他にも4Kセンサー、拡張Videoモード(Extended Video)のダイナミックレンジ、従来型の外部コントロールおよびボタン、内蔵オプティカルNDフィルター、デュアルCFastレコーダー、デュアルSDカードレコーダーなど様々な機能を搭載している。
URSA BroadcastとLA16x8BRMは最適な重量バランスを追求することにより、ショルダースタイル撮影時の負担軽減や優れた操作性を実現。また、FUJINON専用アクセサリーの使用により、ズームとフォーカスのリモート制御が可能。
LA16x8BRMは新機能搭載により、撮影時の利便性を向上。電動式フランジバック調整機能により、レンズドライブユニットにあるフランジバック調整ボタン一つで、ズーム操作中のピントズレを防止。電動式の調整モードを搭載することにより、よりスピーディで効率的な調整を実現したという。フォーカスリングの前後操作によるマクロ機能を搭載し、0.05mまで至近距離撮影が可能。