富士フイルム株式会社は、35mm判の1.7倍となるラージフォーマットセンサーを搭載したミラーレスデジタルカメラ「GFXシリーズ」用交換レンズ「GFレンズ」として、単焦点広角レンズ「フジノンレンズ GF30mmF3.5 R WR」を2020年7月下旬に発売する。希望小売価格は税別227,000円。

同レンズは、12本目となるGFレンズで、開放F値3.5、30mm(35mm判換算:24mm相当)の焦点距離を備えている。非球面レンズ2枚、EDレンズ2枚を含む10群13枚の光学設計を採用し、球面収差や色収差などを抑制している。さらに、質量510g・全長99.4mmのコンパクト設計を実現しているため、携帯性にも優れている。また、防塵・防滴・-10℃の耐低温構造を採用しており、小雨や土埃の舞うアウトドア環境下でも安心して撮影することができるという。このほかにも、インナーフォーカス方式による高速・静音・高精度なAFが可能。フォーカスブリージングも0.05%まで低減しており、静止画撮影のみならず、動画撮影にも最適だとしている。