毎年1月に17万人強が世界160カ国以上からラスベガスで開催されるコンシューマーテクノロジー展示会である世界最大のCES。そのCES主宰しているCTA(Consumer Technology Association)は、健康と安全性を優先するためにCES2021をすべてデジタル開催することを発表した。

テック業界の未来を知ることができる世界最大の展示会であるからこそ、デジタルでどのように展示会を彩るのか注目である。CES2021の詳細はまだ明らかにされていないが、以下の施策が用意されている。

基調講演とカンファレンス:世界のテック業界をリードする企業からの発表をオンラインで視聴可能

製品ショーケース:CES展示会場のデジタル化により、製品ショーケースやライブデモなど興味やビジネスに応じた製品やサービスを探索可能

ミーティングとネットワーキング:ライブ・インタラクション、ミートアップ、ラウンドテーブル・ディスカッションで、関心のある企業、ビジネス関係者と交流可能

COVID-19の影響で多くの人が1箇所に集うことは、未だ現実的ではないが、CES2021の開催を中止とするのではなく、オール・デジタル開催での高次元に設計された体験を提供してくれるという。期待したいところだ。またCES2022では、実際の展示会とデジタルの組み合わせ開催することをCTAは予告している。

▶︎CES2021