東京国際プロジェクションマッピングアワード実行委員会は、2020年11月14日に「東京国際プロジェクションマッピングアワードVol.5」を無料オンラインライブ配信で開催する。

東京国際プロジェクションマッピングアワードは、学生・若手映像クリエイターの発掘を目的としたプロジェクションマッピングのコンテスト。東京ビッグサイトを舞台に実施されており、5回目を迎える今年は、来場者や出演者、スタッフの健康と安全を考慮し、オンライン配信での開催となった。

これに伴い、今回は実行委員会を構成する株式会社IMAGICA EEXと株式会社ピクスのクリエイティブ演出のノウハウと最新テクノロジーを用いて、ドローンを使用した撮影や複数カメラでの視点の切り替え型の配信、観客参加型の評価システムなど、今までにないニューノーマル時代(新常態)における新しい形の映像コンテストのオンラインライブ配信を実施する。

同イベントは、チーム単位(1名も可)での参加で、大学生以下の学生を対象とした「学生部門」と、25歳以下の若手を対象とした「U-25部門」の2部門で構成されている。書類審査により、カナダ、イギリス、日本の全3カ国10チーム(学生部門8チーム、U-25部門2チーム)がファイナリストに選出されており、各チームにより制作されたプロジェクションマッピング映像作品が、東京ビッグサイトの巨大な逆三角形部分に投影され、審査員による審査により各賞を決定する。

今回は、制作開始時のオリエンテーションから中間制作物の講評会などを、全てテレビ会議システムで実施しており、各チームで多くの部分がリモート環境により制作されているため、ニューノーマル時代の映像制作コンテストを実現しているという。

MCには、昨年に引き続きハリー杉山氏を迎え、映像・クリエイティブ業界で活躍する川本康氏、森内大輔氏、橋本大佑氏、シシヤマザキ氏の4名で審査を行う。同イベントは、東京臨海副都心まちづくり協議会が共催しており、株式会社東京ビッグサイトと共同で開催するイベント「有明・冬フェス2020 東京国際プロジェクションマッピングアワード」の一環として実施される。