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Hollylandは、HEVO無線伝送技術により最大300メートルの見通しでのリアルタイムビデオモニタリングが可能なワイヤレスビデオ伝送システム「COSMO C1」を発売した。希望小売価格は税込110,000円。

COSMO C1は、5GHzの周波数帯における信号強度の向上と優れた耐干渉性により、複雑な環境下でも非常にスムーズな映像伝送を実現したという。この分野では初めてUVC(USBビデオキャプチャ)技術を搭載しており、映像作品のストリーミングやクラウドシェアリングを簡単に行うことが可能。

HEVOは、受信側と送信側の両方で、0.001秒の適応周波数ホッピング(AFH)とシームレスな再伝送技術を採用。これらの機能により、優れた信頼性、信号強度の向上、および優れた干渉防止性能を実現しているという。手動モードでも自動切り替えモードでも、画面のちらつき、不具合、黒い画面が発生することはないとしている。さらに、1カ所に2つの映像伝送システムを同時に設置しても、スムーズな映像伝送が可能。

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COSMO C1では、HEVOがUVCに対応しているため、USB-Cを1本接続するだけで、1080P60 FHD動画をパソコンに送信し、ダイレクトにライブストリーミングすることが可能。ビデオキャプチャデバイスも追加の設定もないとしている。シンプルなUSB-Cケーブルを1本接続するだけですぐに使用可能。

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HEVO技術は、Hollyland社が独自に開発したプロトコルに基づき、ビデオコーディング効率を30%向上。COSMO C1に搭載されているアクセラレーションモジュールは、HEVOの高速適応型周波数ホッピング(AFH)とシームレスな再送技術により、40msという低遅延を実現。300メートルのLOS範囲内(クリーンな見通し内)で、画像出力と伝送遅延防止に妥協はないとしている。

COSMO C1は、TXユニットとRXユニットがHDMIとSDIの接続に対応。TXユニットはSDIループアウトも備えており、主流のカメラ、モニター、スイッチャーなどとの連携が可能。さらに、撮影シーンに応じて対応できるよう、3つの電源オプションを用意している。

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DC電源は屋内プロジェクトに最適で、N-PF/Lシリーズのバッテリーと電源対応のUSB-Cポートは、ランやガンのミッションでも使えるように、ユニットを持ち運び可能。赤いローバッテリーインジケーターは電源残量が20分になったことを知らせてくれるため、バッテリーが切れる直前になって慌てることもないとしている。

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COSMO C1は、最大300メートルのLOS範囲、1つの場所で2つのシステムを稼働させることができる抗干渉性、低遅延で安定した周波数ホッピングを実現するHEVO、1本のUSBケーブルでの1080P60 FHDビデオ出力、垂直および水平取付オプション、3つの汎用電源オプションなどの特長を備えているという。COSMO C1の主な特長は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

  • HEVOテクノロジーで画面のちらつきや黒い画面を防ぎます
  • ほとんど気つかないチャネルスイッチング
  • USB-Cケーブル1本で1080P60FHDビデオをPCにつないでライブストリーミング可能
  • HEVOで遅延をゼロに近づく
  • 幅広い互換性:HDMI&SDI入出力+SDIループアウト
  • 特許取得済みのボールキャッチデザインでバッテリーを固定
  • 電源が切れる20分前に電池残量警告表示
  • 垂直方向と水平方向いずれでも取付可能
  • 汎用性の高い3種類の電源オプション