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ソニーは、2022年11月16日(水)~18日(金)の3日間、幕張メッセで開催される映像と通信のプロフェッショナル向け国際専門展示会「Inter BEE 2022」に出展する(ホール7/No.7415、No.7416)。
会場では、クラウド制作プラットフォーム「Creators’ Cloud(クリエイターズ クラウド)」、オンプレミスクラウド・ライブプロダクション「Networked Live(ネットワークド ライブ)」など映像制作を総合的にサポートする最新ソリューションに加え、Cinema Lineカメラ「FR7」や「FX30」、デジタルシネマカメラ「VENICE 2」向けのカメラヘッド延長システム「CBK-3620XS」など最新のカメラ群を紹介する。
また会場展示と合わせて、クラウドソリューションや多彩なカメラの活用例などが学べるオンラインセミナーも開催するという。
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主な展示内容
「Creators’ Cloud」
「Creators’ Cloud」は、ソニーが培ってきたクラウド技術とサービスを組み合わせて、新たな映像表現や迅速かつ効率的な制作を実現する次世代のクラウド制作プラットフォームだ。ブースでは、クラウドカメラポータル「C3 Portal」にショルダーカムコーダー「PXW-Z750」をQRコードで簡単に接続する様子や、Teradek社エンコーダー製品とのファイルアップロード連携(開発中)のデモを国内で初めて公開。
また映像制作に特化したクラウドメディアストレージ「Ci Media Cloud」をはじめ、2023年2月以降提供予定のクラウド中継システム「M2 Live」やAI映像解析サービス「A2 Production」など、「Creators’ Cloud」で提供する多彩なクラウドサービスを紹介する。
「Networked Live」
「Networked Live」は、場所や規模を問わずライブプロダクションを構築する次世代のライブ制作ソリューション。当日はNevion社のメディアネットワーク用SDNコントローラー「VideoIPath」に追加されたFederation機能を紹介。IP PAVILION(展示ホール8)では、ソニーのデモ用IP中継車と他ブース間のネットワーク制御に「VideoIPath」を用いた展示デモを行う。
また様々な規模のスイッチャー用途に柔軟に対応できるライブプロダクションスイッチャー「MLS-X1」や、IPカメラエクステンションアダプター向けに開発されたソフトウェア「HZCE-JX50F」、「HZCE-JX50H」を国内で初めて展示する。
豊富なカメラ群や周辺機器を展示
映像制作用カメラ商品群Cinema Lineでは、フルサイズセンサー搭載レンズ交換式旋回型カメラ「FR7」、新開発のAPS-Cサイズ(スーパー35mm)のCMOSイメージセンサーを搭載したレンズ交換式カメラ「FX30」、デジタルシネマカメラ「VENICE 2」向けのカメラヘッド延長システム「CBK-3620XS」など、最新のカメラ群を展示。
またライブ映像制作用途のシステムカメラでは、今年11月1日より国内販売を開始した、グローバルシャッター機能付き2/3型3板式4Kイメージセンサー搭載の「HDC-3200」を展示する。
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