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パナソニック株式会社デザイン本部 FUTURE LIFE FACTORY(以下:FLF)と、日本テレビ放送網株式会社(以下:日テレ)のR&Dチーム"日テレR&Dラボ"は、未来のくらし空間をエンタメの力で楽しくする共創プロジェクト「GORAKURASHI(ゴラクラシ)」の活動をスタートした。家族の関係性が良くなるリビング体験、コミュニケーションが生まれるリビング体験の創出を目指しているという。

※GORAKURASHIは、日テレが主催する近未来に実現したいリビングライフのアイデアと体験を様々な企業や大学の皆様とプロトタイプする「日テレ共創ラボ"CREATIVE LIVING lab"」の取り組みの一つ。

そしてアメリカ合衆国テキサス州オースティンで2023年3月に開催される「サウス・バイ・サウスウエスト2023」のクリエイティブインダストリーエキスポ(以下:SXSW2023では、その活動成果である「HOUSE KEEPING CLUB」のプロトタイプの体験展示を実施。日常の面倒な家事をトリガーにしたエンターテインメントリビングを提案するとしている。

※HOUSE KEEPING CLUBは、様々なことの自動化が進む現代において、人の家事参画を促し、家族の良好な関係性を築くための提案。リビングをクラブ空間に変化させ、パーティ感覚で踊るように家事を楽しむことで、子供も大人も積極的にお手伝いができ、家族のPeacefulなコミュニケーションを促進させるという。

FLFはパナソニックの事業領域の枠を超えた様々なコラボレーションを通して、未来に向けた新しいくらし価値づくりにチャレンジしているという。日テレR&Dラボとの取り組みは、FLFの生み出すくらし価値にエンターテインメント要素を取り入れ、今までにない楽しみを普段のくらしの中に生み出すことを目的としている。

SXSWではテクノロジーやビジネスだけではない音楽や映画といったエンタメ領域に関心の高い人たちにプロトタイプを体験してもらうことで、「エンタメ×くらし」の可能性を探るとしている。

日テレR&Dラボ×FUTURE LIFE FACTORY "HOUSE KEEPING CLUB"

両社のリソースを活用した共創型のR&D(研究開発)

FUTURE LIFE FACTORYと日テレR&Dラボは、メーカーのものづくり力、テレビ局のソフトコンテンツ力など、業種を超えてお互いのリソースを持ち合う形で、これからの時代に必要となる「社会課題の解決につながる、くらしやエンターテインメントのビジネスアイデア」を創出することを目指し、2020年4月から活動。2021年には見えないストレスを可視化し、自然に楽しく解消するデジタルミラー「ミロモ」のプロトタイプを制作し、米国で開催されたCES2022に出展している。