エーディテクノ、4K入力対応フルHD業務用ディスプレイ発売。15.6型、18.5型、21.5型の3機種

エーディテクノは、業務用マルチメディアディスプレイシリーズより4K入力対応フルHD業務用ディスプレイ15.6型「SG1561S」、18.5型「SG1851S」、21.5型「SG2151S」の3機種を2023年6月16日に発売する。希望小売価格はオープン。実勢価格は以下の通り。

本製品は、フルHD液晶パネルを採用し、3G-SDI・HDMI・DVI-D・VGA・コンポジットビデオ（BNC）入力端子を搭載した業務用ディスプレイ。SG1560S、SG1850S、SG2150Sの後継機種で、従来の構造設計をゼロベースから再構築することで、好評だった各種機能や仕様、高いコストパフォーマンス性を維持したまま、品質や使用感を大きく向上させたという。

従来製品と比較して厚さ1.5倍の板金筐体を採用。同時に筐体パーツの組み合わせ方法や部材設計を一新し、従来製品と比べて衝撃に強く、強固な設計を実現。

SDI信号は3G-SDI Level AとBの異なるマッピング方式に対応するほか、入力されたSDI映像信号をパススルー出力するSDI出力端子を搭載し、モニター同士のデイジーチェーンが可能。HDMI接続では最大4K UHD@30P入力まで対応。

OSD（オン・スクリーン・ディスプレイ）設定画面より表示アスペクト比を「フル（16:9）」「4:3」「1.85:1」「2.35:1」から選択が可能なほか、ピクセル等倍表示、スキャン表示、反転表示等、さまざまな機能を搭載し、これらの機能をワンアクションで呼び出せるファンクションキー機能と、すべてのボタン操作を無効化し誤操作を防止するキーロック機能を搭載。

HDMI、音声出力（3.5mmの各端子脇に設けられた専用挿し込み穴にはケーブル固定クランプが装着可能。各接続ケーブルを固定することで不意な脱落や緩みを防止。また筐体下部にはケースアース用のスクリューホールを搭載。ケースアースを取る必要のある設備にも利用できるという。

本体背面には持ち運びに便利なハンドルを搭載。背面にはVESAマウント規格100x100mmのネジ穴を搭載。市販のスタンドや壁掛け金具での設置も可能。SG1561S及びSG1851SにはオプションにてEIAラックにマウント可能な専用ブラケットを用意。コントロール室内のサーバー監視用ディスプレイや医療機器ラックのプレビュー用ディスプレイとしても活用できるという。

メタル筐体を採用し、4K入力対応で多彩な接続端子を兼ね備えており、仮設イベント、放送設備、撮影現場でのプレビュー、演台やステージ袖、サーバーラック内の監視用、医療機器ラック内のプレビュー用、各種常設設備など、業務用及び産業用に特化したディスプレイとしている。