Accsoonは、iPad mini 6用「iPad PowerCage Mini」を発表した。iPad PowerCage Miniは、iPad mini 6をプロフェッショナルなプロダクションに最適なモニターに変身させるアクセサリーだという。
iPad mini 6は、8.3インチRetinaスクリーン、2266×1488の解像度、広いP3色域を備えている。1インチあたり326ピクセルの解像度は、他の専用プロフェッショナルモニターよりも鮮明でクリアな画像を提供する。専用のiPad PowerCage Mini を装着すれば、iPad mini 6 は複数の用途に使える本格的なプロダクションツールとなるという。
Accsoon SeeMo HDMI または SeeMo Pro SDI を背面に取り付けると、軽量で信頼性の高いオンカメラモニターとなるという。また、Accsoonのワイヤレス送信機CineViewシリーズと組み合わせれば、軽量ハンドヘルドディレクターモニターになる。
iPad PowerCage mini は航空グレードのアルミニウム製で、iPad mini 6 を保護する。ケージの側面には、複数のコールドシューと1/4 20回転防止アタッチメントポイントがあり、スタンドに接続し、アクセサリーをしっかりと取り付けできる。カスタムTPUゲルケースインサートが付属しており、iPad mini 6が衝撃を受けた際にソフトなクッションを提供する。また、ディレクターのモニター用にネックストラップを取り付けるためのラグも装備されている。
iPad mini 6の重量はわずか293g、iPad PowerCage Miniの重量は162gで、多くの7インチモニターよりも軽量でありながら、大きなスクリーンを提供する。手持ちで使用する小型カメラの上に取り付けたり、ディレクター用モニターとして使用する場合に特に有用だ。iPad mini 6の重量は、カメラリグのバランスを保つことや、長時間の手持ち撮影をより容易にする。縦位置撮影のセットアップにも使用でき、軽量モニターは非常に便利だという。
サンフード付属
ケージには専用の折りたたみ式サンフードが付属。軽量かつ頑丈なアクセサリーは、迷光を効果的に遮断し、さまざまな撮影条件での視認性を向上させる。巧みなタブデザインにより、素早く折り畳んだり広げたりすることが可能。また、サンフードはパワーケージに簡単に収納できる。
一日中使える電源
iPad PowerCage Mini の特長の一つは、iPad mini 6 への給電能力。付属のバッテリーアダプタープレートACC04を使用することで、iPad mini 6は長時間の撮影でも電源を確保することができる。ACC04が提供するUSB-C PDとNP-Fタイプのバッテリーを利用することで、iPad mini 6への給電だけでなく、ACC04のUSB出力を使って他の付属アクセサリーを充電することも可能。適切なアダプターを使用すれば、カメラの充電も可能。
ACC04は、NP-Fタイプのバッテリーを充電するために単体でも使用が可能。iPad mini 6に使用されているようなUSB-C PD充電器をACC04のUSB-C入力に接続するだけで、バッテリーを充電し、充電状態を表示する。
完璧なMojoセットアップ
iPad PowerCage Mini は、コンテンツクリエイターやモバイルジャーナリスト、通称"Mojo"に可能性を提供する。iPad mini 6を取材や撮影用のカメラとして使用する場合、パワーケージにライトや小型三脚、ワイヤレスマイクやショットガンマイクなどのアクセサリーを取り付けることができる。ACC04は、充電と交換が簡単な1つのバッテリーから、これらの多くのアクセサリーに電力を供給する。