ISE 2024

Brompton Technology、ISE 2024に出展。ツアー、ライブイベント、ブロードキャスト、バーチャルプロダクション向けの主要機能を展示

2024.01.31

BROMPTON、ISE 2024に出展。ツアー、ライブイベント、ブロードキャスト、バーチャルプロダクション向けの主要機能を展示[ISE 2024]

Brompton Technology（以下：Brompton）は、2024年1月30日～2月2日に開催されるISE 2024に出展する。同社のブース（ブース番号：3A750）では、ツアー＆ライブイベント、ブロードキャスト、ファインピクセルピッチ・インストレーション、バーチャルプロダクションに特化した各ゾーンを体験できる。さらに、同社のゴールドスタンダードLEDプロセッシングが将来の課題に対応できるよう、近日発売予定のGen 3 8Kプロセッシングの独占プレビューも行われる。

ツアー&ライブイベント・デモゾーンでは、Absen PL1.9 LEDウォールが展示され、参加者はライブイベントやツアープロダクションに信頼性が高く堅牢なツールキットを提供し、簡単なセットアップと無限のクリエイティブな可能性を提供することで、長年業界内で選ばれてきたTesseraの最新のハードウェアとソフトウェアソリューションを体験することができる。

ファインピクセルピッチゾーンに移動すると、Leyardの超ファインピクセルピッチ0.9mmのLEDスクリーンが、企業の会議室、美術館、ロビー、最高画質を必要とする旗艦店などの固定設置のファインピッチ用途にBromptonが適していることを実証。Brompton HDRを実現する重要な要素であるBromptonのダイナミック・キャリブレーションは、最高のビジュアル・パフォーマンスを保証し、高品質のファインピッチLEDウォールへの投資を保護するという。

同ゾーンで参加者はQSCが提供するオーディオ・ビデオシステムの遠隔監視と制御に広く使用されているプラットフォームであるQ-SYSと、Bromptonの統合をプレビューすることが可能。

Bromptonのプロダクト・リードであるセザール・カセレス氏は、次のようにコメントしている。

カセレス氏：この統合は、高度なレポート機能と制御機能を導入し、ハイスペックなLEDビデオ設備向けの包括的なソリューションを実現します。

簡単な設定と構成で、この強力な組み合わせは、当社の世界クラスの品質、信頼性、豊富な機能セットとQ-SYSの業界をリードする機能を統合し、最も要求の厳しいアプリケーションのニーズにも対応します。

ブロードキャストゾーンでは、ブロードキャストおよびXRワークフローをサポートするBromptonの一連の機能を紹介。AOTO RM2.3 LEDウォールでは、ShutterSyncやFrame Remappingなどの機能に加えて、シミュレーターやesportsアプリケーションで特に役立つ、高速で動くコンテンツのモーションブラーを低減するために設計されたDark Time Insertionを紹介する。

同社の欧州事業開発マネージャーであるドリース・フェルミューレン氏は、次のようにコメントしている。

フェルミューレン氏：Dark Time Insertionは、特にゲーマー向けのコンシューマー用ディスプレイで広く使用されていますが、3Dセットアップやシミュレーションなど、他の用途でも要望があります。この機能により、フレーム期間にダークタイムを挿入することが可能になり、全体的な視覚体験を大幅に向上させることができます。

バーチャルプロダクション・ゾーンでは、ブロンプトンは専用のフォトブースでTrueLightテクノロジーを展示し、ゲストは画期的なイノベーションを実際に体験できるという。TrueLightは、すでにROE Visual Carbon 5 RGBWパネルと統合されており、最近ではINFiLED社の新しいStudio ARシリーズパネルとも統合されている。これらは、フォトブースでこの技術を実演するために使用され、またINFILEDスタンド3C100の大型デモセットアップでも実際に見ることができる。また、ブロンプトンのチームは、INFILED社（ブース番号：3C100）とAOTO社（ブース番号3D22）の両スタンドで、TrueLightに関するプレゼンテーションを定期的に行う。