エーディテクノ、ケーブル抜け防止の独自ロック機構を搭載した18Gbps対応HDMIケーブル計11種発売

2024.08.28

パッシブケーブル（左）とアクティブケーブル（右）

株式会社エーディテクノは、18Gbps対応ロック機構付きHDMIケーブルシリーズより、短尺パッシブケーブルラインナップ計5種を2024年8月28日（金）に、長尺アクティブケーブルラインナップ計6種を2024年9月中旬に発売する。希望小売価格はオープン。ラインアップは以下のとおり。

同製品は、コネクタ部に革新的なケーブル抜け防止の独自ロック機構を搭載した18Gbps対応HDMIケーブルだ。ケーブル固定用の金具やクランプは一切不要にもかかわらず、瞬間最大保持力7kgのケーブルロックを実現した。

ケーブル側HDMIプラグ部にある窪みから固定用のラッチを突起させ、デバイス側HDMI端子内部にある穴に引っ掛けることで、物理的にロックし不意なケーブルの脱落を防止する。

またケーブルのロック/アンロックは、コネクタ筐体部に備えられたスライダーをスライドするだけの設計となっており、スライダーにはロック機構に連動し色が変わるインジケーターを搭載。ロック（赤）/アンロック（緑）状態を一目で判別可能できる。

最大4KUHD@604:4:4（最大伝送速度18Gbps）およびHDR（HighDynamicRange）やCEC、HDCP、HECなどのHDMI2.0規格に準拠した信号に対応。HDRを採用した高品位なホームシアター環境構築用から、4K編集が必要な放送・業務用まで幅広く利用できる。

アクティブケーブルでは、信号伝送損失が極めて少ないOM3規格の光ファイバと、その他の信号線に銅線を使用したハイブリッド構成を採用。ロスの少ない光ファイバにより外部給電なしでの長距離伝送を可能にした。

長さは0.5m～100ｍの11種をラインナップし、カメラとフィールドモニター間での接続やサーバーラック内での短距離接続用から、ライブイベントや会議室での長距離接続まで、用途に適した長さから自由に選べる。

独自ロック機構を搭載しており、ケーブル固定用の金具やクランプが不要かつワンタッチでの物理的な固定を実現。ライブイベント/ホームシアター/映像制作スタジオ/医療現場/カメラ撮影/配信現場/FA機器/組込機器/サーバールームなど、不意なケーブル脱落を回避したい環境での利用に最適だとしている。

主な特長

	パッシブ	アクティブ：GOF4本、銅線7本
長さラインナップ	0.5m/1m/1.5m/2m/3m	10m/15m/20m/30m/50m/100m
ケーブル方向性	なし	あり
コネクタ	HDMIタイプA	ソース側：HDMIタイプA、ディスプレイ側：HDMIタイプA
最大伝送速度	18Gbps	18Gbps
HDCP	対応	対応
HDR	対応	対応
CEC	対応	対応
HEC	対応	対応
ARC	対応	対応（30mまで）
規格	HDMI2.0準拠※6）	HDMI2.0準拠※6）
外部電源	不要	不要
最大消費電力	–	0.25w
ケーブル/コネクタ色	マットブラック	マットブラック
ケーブル被覆	PVC	PVC
コネクタ寸法(WxDxH)	20.4mmx36.4mmx11.2mm	20.4mmx36.4mmx11.2mm
ケーブル直径	5.8mm±0.3mm	4.5mm±0.2mm
動作温度/保存温度	-10℃～50℃/-20℃～60℃	-10℃～50℃/-20℃～60℃
動作湿度/保存湿度	10～80%RH	10～80% RH
付属品	–	保証書