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コンピュータ科学分野の国際学会(ACM)の分科会「SIGGRAPH Asia 2024」が、2024年12月3日(火)~6日(金)に東京国際フォーラムで開催される。運営事務局(ケルンメッセ株式会社)はすべてのプログラムのオンライン来場登録を開始したと発表した。

SIGGRAPH Asia 2024は、3年ぶりに東京で開催されるもので、業界を代表するクリエイター、エンジニア、学識経験者によるセッション・機器展示が行われる。

SIGGRAPH Asia 2024は「Curious Minds」をテーマに、世界中の研究者や企業による最新技術(コンピュータ・グラフィックス、バーチャル・リアリティ、拡張現実、人工知能など)の発表が行われる。また、企業や大学によるこれらの技術の没入型展示や、エレクトロニックシアターでのトップクラスのCG/アニメーション/映画作品の上映、その他の先進的なプログラムも実施される。

多くの日本の大学や研究機関も研究成果を発表し、参加者に高度な技術に関する知識を深め、国際的かつ地域的な交流を図る機会を提供する。

オンライン来場登録

オンライン来場登録は、SIGGRAPH Asia 2024の公式登壇者・発表者、機器展示・出展社並びに、運営にかかわる関係者以外のすべての来場者が対象。

登録料金は、FULL ACCESS SUPPORTER、FULL ACCESS、ENHANCED ACCESS、EXHIBIT & EXPERIENCE ACCESS の4カテゴリーがACM会員(ACM/ACM SIGGRAPH)/非会員別に設定されており、ACM会員ならびにACM学生会員には特別料金が設定されている。2024年10月18(金)まで早期割引料金が、また団体割引(5名以上)も用意されている。

受付は、専用サイト(日本語/英語)で行い、国内の参加者は日本円で、海外からの参加者は米ドルでクレジットカード決済で支払う。各プログラムの受講対象や各料金の詳細は、専用サイトを参照のこと。

SIGGRAPH Asia 2024の開催について、カンファレンスチェアを務める東京大学の五十嵐健夫教授は、次のようにコメントしている。

五十嵐教授:SIGGRAPHとSIGGRAPH Asiaは、私が研究活動を行っていく上で、専門家として成長するための大切な場所であり、かけがえのない場となっています。これらのカンファレンスに参加し、自分の研究成果を発表し、関連分野の専門家と議論を交わし、協力関係を築くことで、キャリアだけでなく、終生の友情も築くことができました。

東京は、日本のコンピュータ・グラフィックスや関連産業の中心地であり、過去の日本でのSIGGRAPH Asiaの成功に続き、2024年のイベントについても多くの方々にとって有意義なイベントになることを確信しています。