ケンコー・トキナーは、一眼レフ&ミラーレス対応の二層型回転リング「ATOLL+」シリーズを2024年10月11日に発売する。ラインナップ、対応機種、市場推定価格は以下の通り。

■ATOLL S+ Black

  • 対応機種:SONY α6000/ZV-E10/α1/α7C/α7SIII/α7IV/α7RV/FX3 他
  • 推定売価:税込22,880円

■ATOLL C+ Black

  • 対応機種:Canon EOS R/Rp/R5/R6 Nikon Z5/Z6II/Z7II FUJI X-T4 OM -1/OM-5 Panasonic S1 他
  • 推定売価:税込22,880円

■ATOLL D+ Black

  • 対応機種:Canon DSLR Nikon DSLR 他
  • 推定売価:税込22,880円

■ATOLL X+ Black

  • 対応機種:フジ GFX100s Haselblad X2D ニコンZ9 キヤノンR3  他
  • 推定売価:税込22,880円
ATOLL S+ Black(左)、ATOLL C+ Black(右)
ATOLL D+ Black(左)、ATOLL X+ Black(右)

「ATOLL+」シリーズは、撮影での「縦位置、横位置の変更が面倒」という悩みを解消する回転リング。カメラのボディにATOLLを装着することで、どこでも横位置←→縦位置を180°で調整可能。シャッターチャンスを逃さないとしている。

縦横の切り替えが一瞬

横構図から縦構図にカメラの向きを変更するとき、通常水平や被写体の位置の再調整が必要。ATOLLは、三脚と雲台のセッティングを変更する必要がないので、素早く縦構図での撮影に切り替えられる。シャッターチャンスを逃す心配も少なくなるという。

さらに横・縦構図へ変更してもカメラの重心は三脚の真上よりずれることはないとしている。

三脚上で最大360°回転可能

カメラを回転することで、0°-180°自由に調整可能。ネジを締めるだけで、簡単に角度を固定できる。さらに、0°・90°・180°の3ヶ所にストッパー付き。使用頻度の高い角度をより素早く快適に設定することができる。バッテリーグリップなしのカメラなら、さらに360°まで調整が可能。

重心のアンバランスを解消

長く重いレンズを装着すると重心が偏ってしまい、カメラの位置が不安定になる。ATOLLはレンズ方向側で三脚を装着するため重心も安定するという。また、ATOLL自体はカメラボディに付けられるため、カメラの一部のよう に違和感なくスムーズに操作可能。ATOLLを装着したまま、レンズを交換することもできる。

操作性と安定性の向上

従来製品に比べ、スタビリティサポートにより本体とATOLLを密着させることで安定性を向上している。また、回転ロック部の形状をバージョンアップしており、より確実に固定することができる。

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