富士フイルムは、ミラーレスカメラ「GFX100 II」のアップデートを公開した。同社Webサイトよりダウンロード可能。主なアップデートの内容は以下の通り。
- 動画撮影メニューにF-Log2 Cが追加された。F-Log2 CはF-Log2から色域を広げた撮影モードになる。色域が広がったことにより、再現が難しかった高彩色も今まで以上に忠実に再現可能になり、ACES空間やBT.709での色編集の自由度が向上するという。
※動画編集ソフトウエアの編集時に使用するF-Log2 C用のLUTファイル、F-log2 C用のIDTファイルはダウンロードページより入手可能。 - 「タイムコード同期設定」がUSB機器のタイムコードでも同期できるようになった。マルチカメラ撮影や音声別撮りの際、ポストプロダクションで複数のクリップを簡単に同期させることが可能。
また、この対応に伴い、クイックメニューとファンクションボタンの割り当てメニューにある「ATOMOS AirGlu BTと接続」が「タイムコード同期設定」に変更された。
※Atomos社のUltraSync BlueによるBluetooht接続に加え、Ambient社の機器とUSB-C接続でのタイムコード同期に対応 - AFアルゴリズムを一部見直し、シーンタフネス性を向上させた。マニュアルフォーカスでピント調整した後にカメラの電源をOFF/ONを行うとピントがずれる場合がある現象を修正した。
追加・変更される下記項目1、2については、詳細はGFX100 II New Features Guideへ。