Blackmagic Designは、Android用アプリケーション「Blackmagic Camera」のバージョン3.1を公開した。このアップデートでは、オープンゲート撮影への対応や機能ボタンのカスタマイズ性向上など、複数の機能強化が行われている。
今回の更新により、互換性のあるAndroid端末でオープンゲート撮影が可能となった。これはイメージセンサーの全領域を使用して撮影する機能で、ポストプロダクションにおけるフレーミングやクロッピングの柔軟性を高める。撮影時にはオープンゲート4:3や16:9、2:1など、プロジェクトの要件に応じたアスペクトレシオの選択に対応する。
操作性においては、機能ボタンのカスタマイズ性が向上した。割り当て可能なコントロールが増えたことで、オーディオソースの選択、フォルスカラーやゼブラオーバーレイの切り替え、ライブ配信の有効化といった操作をボタンに直接マッピングできる。これにより、撮影中に画面を切り替えることなく主要な設定を迅速に調整でき、ワークフローの効率化が図られるという。
また、Samsung製の一部の対応機種では、内蔵されているSamsung Log LUTの適用が可能になった。撮影中のモニタリングにLUTを適用するだけでなく、クリップに直接LUTを記録することもできるため、撮影からポストプロダクションにいたるまでカラーとメタデータの一貫性を維持しやすくなる。
リモートカメラ機能も強化された。スマートフォンをリモートカメラのコントローラーとして使用する際、HDMI経由で外部モニターに接続できるようになった。スマートフォンの画面をタップするだけで、モニタリング対象のリモートカメラの映像を切り替えられるため、マルチカム撮影時に大画面で各アングルを容易に確認できる。