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Appleは、新しいヘルスセンシングシステムとS11チップを搭載した「Apple Watch Series 12」を発表した。ウェアラブルデバイス史上、最も高い精度をうたう心拍数センサーを備え、健康とフィットネスに関する機能を強化している。現在、予約注文を受け付けており、9月18日(金)より販売を開始する。価格は税込71,800円から。

新しいヘルスセンシングシステムとS11チップを備えたApple Watch Series 12は、心拍数と心拍変動(HRV)をより高い頻度で測定し、新しい準備度スコアなど、健康とフィットネスのための強化された機能を提供する。

新しいS11チップはヘルスセンシングシステムを支えるほか、年内に登場する新しいオーディオインテリジェンス機能にも対応する。プライバシー、セキュリティ、アクセシビリティに配慮しながら、聴覚に障がいのあるユーザーが重要な音を把握できるようにする。

watchOS 27では、Apple Intelligenceを活用したSiri AIに対応し、パーソナルコンテクストの理解や幅広い知識をApple Watch上で利用できるようになる。これらの機能に加え、ワークアウトや睡眠の記録、心臓の健康に関する通知、心電図アプリ、睡眠時無呼吸の通知、転倒検出、緊急SOSなど、Apple Watchが従来から提供している健康、安全関連の機能も利用できる。

Appleは、Apple Watch Series 12を健康、フィットネス、安全にわたる包括的なウェアラブルデバイスと位置付けている。ダークブロンズ、ブラック、ライトゴールド、スペースグレイのアルミニウムモデルと、ラディアントゴールド、ナチュラルのチタニウムモデルなどをラインナップする。

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Apple Watch Series 12は、新しいヘルスセンシングシステムとS11チップを搭載し、健康、フィットネス、安全に関する機能を強化している

また、パールホワイトとナイトブルーのセラミックモデルも登場する。アルミニウムモデルにはCeramic Shield 2を採用し、Appleによると、前世代のアルミニウムモデルに使われていたIon-Xよりも60パーセント高い耐久性を備えるという。

AppleのワールドワイドApple Watchプロダクトマーケティング担当バイスプレジデント、カイアン・ドランス氏は次のようにコメントしている。

ドランス氏:Apple Watch Series 12は、Appleがこれまでに作った中で最も先進的な、健康とフィットネスのためのパートナーです。新しいヘルスセンシングシステムとS11チップを備えたApple Watch Series 12が、準備度のような健康にとって大切な情報を伝えてくれるので、ユーザーは一日の過ごし方や健康管理の方法を適切に把握できます。そのすべてが、一日中身につけていたくなる薄型で軽く、美しいデザインに収められています。

ウェアラブルデバイス史上、最も高い精度を発揮する心拍数センサー

再設計されたApple Watch Series 12は、新しい光学式心拍センサーと電気心拍センサーを搭載したヘルスセンシングシステムを使用し、継続的な健康状態のモニタリングを可能にする。

Appleによると、このシステムとS11チップにより、Apple Watch Series 12はウェアラブルデバイス史上、最も高い精度を発揮する心拍数センサーを実現したという。1,000人を超える多様な参加者を対象とした調査で、Apple Watchの新しい心拍数センサーと主要なウェアラブルデバイスの精度を比較した結果、最も高い精度を示したとしている。

より大きく、電力効率に優れたグリーンLEDを搭載した光学式心拍センサーにより、Apple Watch Series 12は一日を通して5秒ごとに心拍数を測定する。この継続的な測定により、ユーザーのフィットネスや身体状態に関する情報をより詳しく把握できるほか、「エクササイズ」と「ムーブ」のアクティビティリングの精度向上にもつながるという。ユーザーは、新しい心拍数の文字盤コンプリケーションを使って、一日を通して心拍数をリアルタイムに確認できる。

ストレスと回復の重要な指標である心拍変動(HRV)は、従来より最大24倍の頻度で測定され、心拍数アプリの新しいセクションで確認できるようになる。Apple Watchでは、回復時心拍変動(HRV)と全体的な心拍変動(HRV)の2種類を提供する。回復時心拍変動(HRV)はストレスや回復に関する日々の兆候を確認するために、全体的な心拍変動(HRV)は心血管系の健康を含む、より広範な健康状態を把握するために利用できる。

一般的に、心拍変動(HRV)の値が大きいほど回復している傾向にあり、値が小さいほどストレスを受けている傾向を示す。夜間バイタル値には、ユーザー個人の基準値と比較して分析した回復時心拍変動(HRV)の測定値が含まれる。新しい日中バイタル値の表示では、夜間と日中の指標を切り替えて確認でき、夜間の指標を確認する前に変化に気づける可能性がある。

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Apple Watch Series 12では、一日を通して5秒ごとに心拍数を測定できる。ユーザーは、再設計された心拍数アプリや新しい文字盤のコンプリケーションを使って、心拍数をリアルタイムに確認できる
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新しい日中バイタル値の表示では、より高頻度で測定される心拍数と心拍変動(HRV)のデータを使用し、夜間と日中の指標を切り替えて確認できる
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夜間バイタル値には、ユーザー個人の基準値と比較して分析した回復時心拍変動(HRV)の測定値が含まれる

準備度:身体の状態を示す毎日の数値

Apple Watch Series 12で導入された新機能「準備度」は、ユーザーの最近のアクティビティ、トレーニング負荷、バイタル値、睡眠スコアを分析し、その日の身体の状態を把握するための情報を提供する。準備度では0〜10の範囲で毎日のスコアを示し、「休養」「無理せずに」「準備完了」「絶好調」という4段階のおすすめを表示する。仕事やトレーニングを含め、一日の過ごし方を判断する際の目安として利用できる。

準備度は、激しいワークアウトや日中のバイタル値の変化など、新しいデータが記録されるとそれを反映し、一日を通して随時更新される。また、スコアに影響を与えている要因も確認できる。スコアリングアルゴリズムは、Apple Heart and Movement Studyのデータを使用し、Appleの運動科学者および医師と共同で開発されたという。

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新機能「準備度」は、ユーザーの最近のアクティビティ、トレーニング負荷、バイタル値、睡眠スコアを分析し、その日の状態を0〜10のスコアで示す

ワークアウト時のバッテリー駆動時間を延長、高速充電にも対応

Apple Watch Series 12は、日常使用時に最大24時間のバッテリー駆動時間を提供する。屋外ワークアウト時は、前世代モデルと比較して25パーセント長い最大10時間のバッテリー駆動が可能だ。また、充電速度も向上しており、15分間の充電で最大12時間のバッテリー駆動時間を確保できる。Appleによると、前世代モデルと比較して50パーセント多い駆動時間に相当するという。

スマートウォッチの中で最も正確とうたう歩数計測

歩数計モデルは、新しい機械学習アルゴリズムを使用して再設計され、屋内ウォーキングやランニングのワークアウト中に距離をより正確に測定できるようになった。

また、S11チップにより、一日を通してより正確に歩数を記録できるという。Appleは、Apple Watch Series 12について、スマートウォッチの中で最も正確な歩数計測を実現したとしている。新しい歩数のコンプリケーションも利用でき、文字盤からリアルタイムで歩数を確認できる。

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歩数計モデルは、新しい機械学習アルゴリズムを使用して再設計され、屋内ウォーキングやランニングのワークアウト中の距離測定精度を向上している

オーディオインテリジェンス:重要な音を知らせる新機能

Appleは、日常的に手首に装着するApple Watchの特性を生かし、周囲の重要な音をユーザーに知らせる新機能を提供する。Apple Watch Series 12は、内蔵マイクとS11チップを使用し、ユーザーコントロール、プライバシー、セキュリティ、アクセシビリティに配慮しながら、周囲の状況を把握するための機能を提供する。

オーディオインテリジェンスの機能には以下が含まれる。

  • サウンド認識:iPhoneが手元になくても、聴覚に障がいのあるユーザーに重要な音を検知して知らせる。サイレン、アラーム、ドアベル、赤ちゃんの泣き声などを検知すると、デバイス上の知能を使ってユーザーに通知する。
  • Shazam:ユーザーの周囲で流れている音楽を検知し、スマートスタックのミュージック認識ウィジェットに曲名とアーティスト名を自動表示する。
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Apple Watch Series 12には新たなオーディオインテリジェンス機能が登場する。サウンド認識では、iPhoneが手元になくても、サイレン、アラーム、ドアベル、赤ちゃんの泣き声などの重要な音を検知して知らせる
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Shazamはユーザーの周囲で流れている音楽を検知し、スマートスタックのミュージック認識ウィジェットに曲名とアーティスト名を自動表示する

オーディオインテリジェンスの機能は、プライバシーに配慮して設計されている。Appleによると、これらの機能によって音声が録音・保存されることはないという。

処理に使用される生の音声データには、オペレーティングシステム、アプリ、ユーザー、Appleのいずれもアクセスできないとしている。これを可能にするのが、Apple Watch Series 12のS11チップに搭載されているSecure Exclaveだ。ハードウェアで隔離された専用領域で、システムのほかの部分から完全に隔離された環境で音声を処理し、その後すぐに削除する。

オーディオインテリジェンスの各機能は、ユーザー自身が利用するかどうかを選択できる。

Siri AIにより、パーソナルコンテクストの理解と幅広い知識が利用可能に

watchOS 27により、Apple Watch Series 12はApple Intelligenceを利用した新しいSiriである「Siri AI」に対応する。新しいSiriアプリでは、ユーザーが外出先で会話を続けたり、パーソナルコンテクストの理解や幅広い知識など、Apple Intelligenceの機能を利用したりできる。新しいSiriモジュラー文字盤も用意され、一日を通してSiriへアクセスしやすくなる。

watchOS 27を搭載

watchOS 27では、ほかにも以下のようなアップデートがApple Watch Series 12に追加される。

ダイナミックなアプリグリッドには、Siriが提案する5つのアプリアイコンが表示される。ユーザーが頻繁に使用するアプリや、最近使用したアプリなどが表示対象となる。

新しい片手のタップジェスチャーでは、人差し指と親指をタップしてスマートスタックからウィジェットを開ける。ダブルタップでスマートスタックをスクロールし、シングルタップで個々のウィジェットを選択するなど、片手での操作が可能になる。

スマートスタックのウィジェットでは、駐車した場所に関するマップからの提案や、親しい人の誕生日に贈るメッセージの提案など、状況に応じた情報が表示される。

Apple Watchの周期記録とiPhoneのヘルスケアアプリは、閉経周辺期と閉経期に対応する。

また、iPhoneが近くにない場合でも、Apple WatchでWorkout Buddyを利用できるようになる。Workout Buddyは、より多くのフィットネスデータを取り入れた情報を提供するほか、英語に加えてスペイン語にも対応する。

ラインナップ

Apple Watch Series 12は、42mmと46mmの2サイズを用意する。アルミニウムモデルは、ダークブロンズ、ブラック、ライトゴールド、スペースグレイをラインナップ。チタニウムモデルは、ナチュラルチタニウムと新色のラディアントゴールドを用意する。

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Apple Watch Series 12のアルミニウムモデルは、ダークブロンズ、ブラック、ライトゴールド、スペースグレイをラインナップする
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チタニウムモデルには、ナチュラルチタニウムと新色のラディアントゴールドを用意する

セラミックモデルは、パールホワイトとナイトブルーの2色を用意する。セラミックモデルに付属するサンドとネイビーブルーのスポーツバンドには、ピンをはめ込むセラミックバックルを採用している。

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Apple Watch Series 12のセラミックモデルは、パールホワイトとナイトブルーの仕上げで提供される

バンド

今秋のスポーツバンドには、オリーブ、バーガンディ、ワイルドフラワーブルー、ペールサキュレントなどの新色が加わる。

スポーツループには、シャンブレーブルーやマゼンタなどの新色を追加。インクジェット印刷技術を使用した新しいプラッドパターンとして、バーガンディプラッドとライトアンバープラッドも用意する。NikeスポーツバンドとNikeスポーツループには、エッセンシャルホワイト、チョークカーム、ペイブメントグレー、アフターダークブラック、グリーンスパークの5色が加わる。

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今秋のスポーツバンドには、オリーブ、バーガンディ、ワイルドフラワーブルー、ペールサキュレントなどの新色が加わる

ミラネーゼループには、ラディアントゴールドのチタニウムケースに合わせたラディアントゴールドと、ダークブロンズのアルミニウムケースに合わせたダークブロンズを用意する。

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スポーツループには新色に加え、バーガンディプラッドとライトアンバープラッドの新しいプラッドパターンを用意する

モダンバックルバンドには新しいウーブン素材を採用し、ナチュラルのハードウェアに加えて、ラディアントゴールドのチタニウムケースに合わせたゴールドのハードウェアを新たに用意する。

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モダンバックルバンドには新しいウーブン素材を採用し、新たにゴールドの金具を使用したモデルも用意する

Apple Watch Hermès Series 12

Apple Watch Hermès Series 12では、Hermès限定のシルバーチタニウムに加え、新たにラディアントゴールドチタニウムを用意する。ラディアントゴールドのApple Watch Hermès Series 12には、ゴールド仕上げのクラスプとサドルスタッズを備えた、新しい黒のサテン・クルー・ド・セルストラップが付属する。

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Apple Watch Hermès Series 12は、シルバーチタニウムに加え、新たにラディアントゴールドチタニウムを用意する

Apple Watch Hermèsコレクションには、新しいストラップ「ロカバール・クラブ」が加わる。カラーのコントラストを特徴とし、細長い「H」を馬術競技から着想を得た立体的なグラフィックパターンとして編み上げている。

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Apple Watch Hermèsコレクションの新しいストラップ「ロカバール・クラブ」は、細長い「H」を立体的なグラフィックパターンとして編み上げている

Apple Watch Series 12と環境

Apple Watch Series 12は環境に配慮して設計されており、2030年までにApple全体のカーボンフットプリントにおいてカーボンニュートラルを達成するというAppleの計画に沿った製品となっている。

アルミニウムケースには100パーセント再生アルミニウム、3Dプリントされたチタニウムケースには100パーセント再生チタニウムを使用するなど、全体で40パーセントの再生素材を使用している。Appleによると、Apple Watch Series 12の製造に使用する電力は、サプライチェーン全体で風力や太陽光などの再生可能エネルギーから調達しているという。

また、AppleはApple Watchの充電に使用される電力に相当する量の再生可能エネルギーに世界各地で投資している。紙のパッケージには100パーセントファイバー素材を使用しており、リサイクルしやすい設計としている。