NAB2007 現地レポート

NTSCの映像業界に身を置く者は参加必至の展示会がNAB(National Association of Broadcasters)。 1年に一回の貴重な展示会が今年もやってきた。NABとは、テレビ局やラジオ局向けの放送機器メーカーなどが一堂に集まる展示会。毎年米ネバダ州ラスベガス(LV)のラスベガス・コンベンション・センター(LVCC)で開催される。今年度のNAB2007は、14日※から19日(展示会は16日より)まで開催される。 ※日時はアメリカ現地時間

NAB2007会場外観(開幕前日の様子)
毎年LVCCの北・南ホールに設置されるNAB2007 Welcomeモニュメント。これを見かけるとNABがはじまるなと実感する!

4日間で10万を越える規模が予想されるNAB2007も、開催前日(4月15日)は閑散としている。カンファレンスを受ける人か関係者そしてプレス関連の人間のみ。4月16日月曜日からここが多くの人で埋め尽くされる事は言うまでもない。まずは、期待感を誘う準備中のNAB2007会場からお届けする!

LVCCに併設されているHiltonホテル。会場直結のために関係者で満員。期間中は通常の3倍の料金に…。
北ホール側にもNAB2007のバナーが設置されている!ラジオ・音響系の展示が多いホール。
正面会場にはPanasonicの入り口一杯に張られたバナーが!当然話題のP2HD!
南ホール側には各メーカー大きなバナーが貼り巡られ、その企業の勢いが感じられる。
そこには、SONYバナーが!NAB2007のコピーはREAL SYSTEMS RIGHT NOW! どんな発表があるのだろうか?ヒントはHD。
14日現在、コピーも何もないアップルバナー!毎年カンファレンス時に大きな発表をし、瞬時にこのバナーが架け替えられる。果たして今年はどんな発表が?
(おまけ)取材陣にはNAB2007事務局から肩掛けカバンが配給!これでたっぷり取材してほしいとの事…。


ついに幕を開けたNAB2007

PanasonicとSONY
NAB2007会場のLVCCノースホール・入場登録はここで行います。
セントラルホール。NAB2007のPanasonicブースはこちらです。
道路を挟んだサウスホール。SONYのブースが2階にあります。
NAB2007では昨年より3万人多い13万人の来場が予想されています。初日の今日は入場登録に約2時間かかりました。
Panasonicブース。全体より1段高いところにあり目立っています。


AG-HPX500(HPX555)をはじめP2HDカメラには多くのお客さんが取り囲んでいました。AG-HPX555は購入後1ヶ月以内にwebからユーザー登録すると5年間の無償修理保証特約が付くことも本日発表されました(CCD交換を除く)

フルHD収録・AVCIntra標準対応のP2カム新商品AJ-HPX3000には新商品のBT-LH80Wがファインダーとして使われていました。BT-LH80WはHD-SDI入力はオプションながらフォーカスアシストは標準で搭載しています。

16GBに加え、年末に発売予定の32GBのP2カードも今回のNAB2007で展示。また、今年4月以降に出荷しているAG-HVX200は既に16GB以上のP2カードに対応済み。今までに出荷されたAG-HVX200も16GB発売までにはwebからファームウェアをダウンロードし、アップデートが行える予定です。

画素ずらしにより1100本の解像度を誇るスタジオカメラAK-HC3500にはCanonのコンパクトレンズDIGISUPER22xsが装着されていました。 FUJINONブースでも同様なコンパクトレンズXA22x7BESが展示されていました。
“P2gear”AG-HPG10はモバイルレコーダーAJ-HPM100と並べて展示。P2gearの小ささが際立ちます。 P2のデータをBlu-rayに記録するチェンジャーも同時に展示。
続いてサウスホール2階のNAB2007ソニーブースへ。 まず目に飛び込んでくるのがXDCAMHDの新製品たち。
新製品PDW-F355、PDW-F75と2層50GBディスクのPFD50DLAが揃って展示されています。1層の23GBディスクでは実際にそれぞれの機器が動作をしていました。 その横では参考出品の2/3インチCCD採用のMPEG422HDカムコーダーとVTRが並んで展示されていました。
このMPEG422HDカムコーダーは触ったり、記録することはできませんが、他のカメラと並んで画像を出力していました。年内発売の予定です。
その横には同じ2/3インチCCDカムコーダーとしてHDW-790が並んでいました。

メモリーカード「ExpressCard」を使ったカメラXDCAM EXも展示されています。8000ドル以内目標で開発が進んでおり、年末から年明けにかけて発売予定です。NAB2007には間に合わなかったようですが、InterBEE2007では実機が見られるようになる予定です。

パソコンで再生可能なXDCAMドライブPDW-U1。ノンリニアへの取り込みはVTRが不要になるので期待大です。発売開始時は取り込みのみ対応、その後のファームウェアアップデートで書き込みにも対応します。

NAB2007のHDVブースはちょっとこじんまりとしたスペース。しかしながららもたくさんの人だかりが。 液晶マスターモニターBVM-L230はTRIMASTERという愛称を付けて発表。 真っ暗な中で今までのCRTモニターと並べて画質比較を行っていました。よく見てもどれがCRTか見分けがつきませんでした(ごめんなさい、この写真ではフラッシュを炊いたのでどれがCRTなのか一目瞭然ですね)。
その横にひっそりと置かれているHDV肩載せカメラのモックアップを発見。3クリアビッドCMOSなので光学系はHVR-V1Jをベースにしています。今のところ発売時期未定だそうですができればレンズは交換式にしてほしいものです。 液晶モニターにしてはかなり奥行きがあります またコントロールユニットも別途必要です。
1080/60p、RGB4:4:4記録にも対応したSRW-5800 ひっそりとSDカメラの新製品DXC-D55WSが並んでいました。今までの26Pと決別し、トライアックスのみの対応となっていました。
HDCAM-SRポータブルレコーダーSRW-1もオプションボードで1080/60p,RGB4:4:4記録にも対応します。 F23にはSRW-1をドッカブルし、一体型カメラとしてのデモが行われていました。