4Kの実用化とこれからの進化
2014年も残すところ後わずか。今年は寒波が襲い例年よりも寒さが身にしみる冬である。2014年は映像業界にとってどんな年だったのだろうか?この年末に振り返ってみたい。
年の瀬に待望のATOMOS社の4KレコーダーSHOGUNがようやく出荷された。”4Kの時代”と我々は長らく詠って来たがようやく本当の意味で身近な物になったと言えるだろう。 実際に4Kカメラは市場にも登場し、映像業界をリードするカメラ部門は各社4Kカメラが数多くラインナップされている事は言うまでもない。4Kそして8Kへと進化は続くが、ワークフローや製作運用については、これからも追って行きたい。様々な環境作りをキャッチアップして御伝えして行きたい。
PRONEWSでは、今年も昨年に引き続き、2014年に映像業界で注目され影響を与えた優秀製品、新たな可能性を感じさせてくれるテクノロジーやソリューションサービス、そして次の未来を示唆するトピックスについて、PRONEWS編集部独自の視点から選んでいこうと思う。プロ映像業界における制作機器 / ソフトウェア / ソリューション / サービスを対象にして、各部門のノミネート製品を選出した。
今年は3部門を設定。「カメラ部門」。広義になってしまうが、映像関連の周辺機器として「周辺機器部門」、そして映像制作新領域を再考する 「プロスーマ・ネクストソリューション部門」を設けた。この計3部門ごとにゴールド賞とシルバー賞を順次発表!そして全部門からPRONEWS AWARD大賞を選出し、大晦日である12月31日に独断と偏見で選出したい。
あくまでもPRONEWSが選出する物である事はあらかじめご了承いただきたい。年の瀬にふと手を休め、みなさんも2014年を振り返り、2015年に思いを馳せながら各部門を予想していただきたい。