朋栄ブース動画

360°全天球動画

RICOH THETA Vで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/Android版YouTubeアプリが必要です。(アプリ起動はこちら)

朋栄ブースレポート

朋栄は本年も「FOR-A World of Possibilities(無限の可能性に向けて)」をテーマに掲げ、ライブプロダクションエリア、スタジオプロダクションエリア、カメラステージエリア、バーチャルセット活用エリア、IP/12G-SDIエリア、HDRソリューションエリア、ファイルベース/信号処理/富士通ソリューションエリアの7つのエリアに分け、撮影や映像制作、アーカイブなどに欠かせない各種製品やソリューションの展示を行った。

新製品は多岐にわたるが、撮影関係ではセンサーレスバーチャルシステムVRCAM-NXのほか、Brainstorm製のバーチャルシステムInfinitySet Lite、IPカメラ対応マルチビューワMV-16SIPや4K切り出し装置ZE-ONEA、リアルタイムフラッシュ軽減装置RFC-ONEなど。12G-SDI対応の製品はHVS-6000ビデオスイッチャー、ルーティングスイッチャMFR-6000、12G/IP対応のビデオサーバー MBP-1000VSシリーズ、12G対応アップ/ダウンコンバータUSF-106UDC-12Gなど、各種12G対応モジュール製品など。

朋栄バーチャルスタジオのコーナーではセンサーレスバーチャルシステムVRCAM-NXやBrainstorm製のバーチャルシステムInfinitySet Liteなどを出展

12G対応ビデオスイッチャHVS-6000。4Kで最大3M/E、80入力32出力が可能なほか64入力/48出力の3M/Eビデオスイッチャーへ拡張可能。Video over IP入出力にも対応可能で、4K UHD/HDのいずれの運用においても、同一の入力数、M/E数、キーヤー数での運用が可能

HVS-6000画面。パラメータの設定などが表示されている

その他にも4K対応ビデオライターFVW-700-4KやLTO-8対応LTOサーバーLTS-80、朋栄YEMエレテックス社製の遅延時間調整装置EDA-2000などが出品されたほか、参考出展として8KハイスピードカメラFT-ONE-SS8Kを披露していた。

8KハイスピードカメラFT-ONE-SS8K。1.25インチセンサーを搭載した8K対応ハイスピードカメラで、500fpsの高速度撮影が可能

8KハイスピードカメラFT-ONE-SS8Kによるスローモーション画像

最大12TB記録が可能なLTO-8対応LTOサーバーLTS-80。10 GbEインターフェースにより高速でファイル入出力が可能。USBやNASなど外部ストレージからのバックアップや最大2ヶ所への同時コピーにも対応可能

LTOサーバーLTS-80は、LAN接続したPCからWEBブラウザを使って制御可能で、映像ファイルのアーカイブ時にプロキシビデオを自動生成することもできる

4K対応ビデオライターFVW-700-4K。タッチパネルモニターやWi-Fi接続したタブレット端末を利用して文字や図形などを手書き入力できる

輸入取り扱いメーカーDejeroブース

また、同社が取り扱うDejeroもブースを出展していた。

ライブストリーム用モバイルトランスミッタ「Dejero EnGo」は、高品質ビデオをエンコードし、複数IPネットワーク上で伝送。SDIやHDMIでカメラに直接接続か、バックパックで着用できるので、ニュース取材、スポーツ報道、ライブイベントを、遠隔地から移動しながら放送するのに最適だとしている

HEVC対応4チャネルサーバ「Dejero WayPoint」。トランスミッタからIPネットワークを介して転送されるビデオを再構成し、HEVCデコードしてSDIまたはIP(IP上でMPEG-TS)ワークフローへと出力する。1TB HDDを2指揮使用したRAIDシステム。ドライブはフロントパネルからホットスワップが可能。最大で4つの異なるソースから受信可能

HEVC対応エンコーダ/トランスミッタ「Dejero PathWay」。アダプティブビットレートに対応する1Uラックマウント筐体のエンコーダー/トランスミッターで、低遅延かつ優れた画質で確実に配信を行う。車載用途に最適なラックマウント型で、EthernetまたはWi-Fi、携帯接続をボンディングする