JVCケンウッドブース動画
360°全天球動画
RICOH THETA Vで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/Android版YouTubeアプリが必要です。(アプリ起動はこちら)
IPソリューションをワンストップで提供する2/3インチHDメモリーカードカメラレコーダー「GY-HC900」
2/3インチのCMOSイメージセンサーを備えた「GY-HC900」
JVCケンウッドの注目の新製品は、新コンセプト「CONNECTED CAM」の第一弾となる2/3インチHDメモリーカードカメラレコーダー「GY-HC900」だ。価格はオープンで、6月下旬発売。
さまざまなネットワーク環境への接続に対応する各種有線・無線インターフェースの装備に加え、同一回線上で本機からのライブストリーミングを中継しながらスタジオ局からの番組映像とインカム音声の同時受信を可能にする双方向のライブストリーミング機能を搭載。高ビットレートで低遅延のライブストリーミングや高速ファイル転送も可能とし、ネットワーク技術を生かした運用を実現する。
後部にWi-Fiのアンテナを装備している
また、2/3型フルHD 3CMOSセンサーとレンズ交換式のB4レンズマウントを搭載することで、高感度や低ノイズの映像を実現するとともに、10ビット、4:2:2サンプリングによる記録や、HDRへの対応、フルHD画質での最大120フレームのハイフレームレート撮影にも対応する。
新製品のドッカブル型IP伝送中継器「ProHD Dockable Bridge」もあわせて展示されていた。複数のLTE回線を束ねて伝送するボンディング技術により、信頼性と転送レートを高めることができる。
スポーツ分野向けIPライブ制作やビデオコーチングIPソリューションを展示
スポーツ制作用カメラ「GY-HM250SP」
スポーツ向けIPライブ制作のコーナーでは、新製品のスポーツ制作用カメラ「GY-HM250SP」を展示。スポーツ分野に特化し、フットボールや野球、バスケットボールなどのさまざまな形式のスコア表示をテロッパーなどの外部機器を使わずに映像をオーバーレイすることができる。さらに、撮影や配信をしながら、スマートフォンやタブレットなどで簡単にスコア入力が可能。米国Sportzcas社のスコアデータ機器「Scorebot」と組み合わせることで、自動的にゲームのスコア入力ができるため、ワンマンオペレーションでも本格的なスポーツコンテンツを作成できるようになっている。
タブレットとカメラを組み合わせて実現するスポーツ分野向けIPライブ制作ソリューション
スポーツコーチングソリューションのコーナーでは、米国XOS Digital社の専用アプリケーション「XOS Thunder HD」と、コーティング向けカメラレコーダー「GY-HM660SC」の連携による展示が行われていた。ストリーミングされたライブ映像に、時間情報や試合情報が自動的に付加され、さらにバイオメトリクスデータと動機をさせることで、プレイ後すぐにビデオによるコーティングを始めることができる。
4K CAM新シリーズの業務用4Kメモリーカードカメラレコーダー「GY-HM250」
新商品の業務用4Kメモリーカードカメラレコーダーの「GY-HM250」や「GY-HM180」も展示されていた。GY-HM250は、局名や番組タイトルなどのグラフィックを撮影、配信時にオーバーレイする機能を搭載し、高品質なライブ映像制作を可能にするという。また、4K撮影での4:2:2記録モードにも対応し、より豊かな色表現が可能になった。GY-HM180は、基本機能を搭載した手軽な価格を実現したエントリークラスのカメラになる。
小規模なライブ制作とストリーミング配信スタジオの構築が実現できるIPスタジオスイッチャー「ProHD Studio」シリーズ
コンパクトライブ制作とストリーミングに対応する「ProHD Studio 4000」
マルチカメラIPライブ制作ソリューションのコーナーでは、低コストで実現可能な新製品のIPスタジオスイッチャー「ProHD Studio」シリーズを展示。3系統と4チャンネル入力に加え、直感的なタッチパネルによる操作でカメラの切り替えやリプレイ再生機能などが可能。スポーツやライブイベントなどの中継用に本格的なライブ制作を実現可能だとしている。
タッチパネルを採用しており、選びたいライブ映像にタッチするとその映像に切り替わる
4Kモデルをラインアップに加えた映像制作用モニター新「DTシリーズ」を参考出品
4Kモニターは31インチと28インチの2モデルを参考展示
参考出品として、4Kモデルをラインアップに加えた映像制作用モニター新「DTシリーズ」が展示されていた。映像制作向けでは同社初のSDIを4入力装備した31インチと28インチの4Kモニターで、12ビットカラー処理が可能な10ビットパネルの搭載が特長。
右上の1モデルと下段の3モデルが参考出品のDT-Gシリーズ
HDモニターは、SDI接続とHDMI 2.0に対応し、さらに4Kスケーリングを含む幅広いビデオ信号もサポートする27インチ、24インチ、21インチ、17インチの4種類を展示。