KAIROSやミラーレズカメラのLUMIXシリーズを展示メイン画像

パナソニック コネクトブースでは、ライブ映像制作の「KAIROS」、リモートカメラ、ロボティクスと組み合わせたIP映像制作ワークフローなどの最新映像技術を展示。業務の効率化とクリエイターの創造性を支援するソリューションを提案している。

IT/IPプラットフォーム「KAIROS」

ライブ映像制作に対応するIT/IPプラットフォーム「KAIROS」のハンズオンデモを公開。KAIROSは幅広い入出力に対応する、ライブ映像スイッチング向けのオープンアーキテクチャシステム。柔軟性、拡張性を特徴とし、GPUの許容する限りシーン数やレイヤー数を事実上制限なく合成できることで臨場感、没入感のある演出を低遅延で実現可能としている。

NAB2023では、新機能のタッチコントロールパネルSWオプション(ソフトウェアキー)「AT-SFTC10G」を紹介。オペレーターの実演に加え、無限のレイヤー&シーン作成、Canvas機能などKAIROSの柔軟で多彩な機能の体感が可能。また、クラウドを活用したリモートプロダクションを参考出展する。

動画RAW出力やProRes 422HQ、外部SSD記録にも対応する「S5 Mark II X」(S5M2X)

新開発の24.2Mフルサイズセンサーを搭載したS5 Mark IIのスペシャルエディション「S5 Mark II X」を展示。動画RAW出力やProRes 422HQの外部SSD記録にも対応し、プロフェッショナルユーザーに応える高いクオリティの映像制作が可能。さらに、プロフェッショナルの道具として撮影現場に溶け込む重厚感あるLUMIX初のブラックデザインを採用。カメラとスマートデバイスで手軽にライブ配信を可能にするIPストリーミング機能にも対応している。

GH6対応のサードパーティ製リグ「KONDOR BLUE」

GH6はLUMIXとして初めてProRes 422 HQの内部記録、そしてファームウェアバージョンで外付けUSBドライブ(SSD)に対応。このSSDの固定に便利なのがケージ「KONDOR BLUE」で、SanDisk USB-Cレコーディング用PRO-BLADE SSDハンドルを使えばトップハンドルにSSDを収納して使用が可能になる。

ST 2110 Production Ecosystem

スタジオカメラとKAIROSをST2110で繋いだ展示。スタジオカメラの新商品であるPLマウントのスタジオカメラ「AK-PLV100」、4Kスタジオカメラ「AK-UC4000」、スタジオカメラ「AK-HC3900」を展示。AK-HC3900はカメラヘッドから直接ST2110を出しており、またPTZカメラのAW-UE160もKAIROSと直接ST 2110経由で接続した展示となっていた。


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