BirdDogブースでは、新しいPTZカメラ「X120」をNABで発表。同社のP120と同様のサイズと接続性にWi-FIでのビデオ転送を追加したコストパフォーマンスの高いカメラとなる。
また、同社の人気機種「P240」も展示。P240は、Sony Exmor Rブロードキャストセンサーと40倍の光学ズーム機能を搭載し、優れた低照度性能と驚くべき画像性能を実現。NDI、SDI、HDMIの3つの出力オプションに加え、Zoom&Teamsに接続するためのUSB(UVC)接続オプションを備えている。Ethernetポートを介したIPビデオ伝送はフルNDI、NDI|HX2、NDI|HX3といったNDI規格の他、SRT、H.264出力もサポート。今回のメジャーアップデートで、フルNDIとSRT、フルNDIとNDI HX3といった同時に2つのIPストリームを送信することが可能になった。
その他にも、iOSデバイス経由でNDI PTZカメラのパン、チルト、ズーム制御とPTZポジションのプリセット保存・呼び出しを可能にする「NDI PTZ Control」アプリを発表。NDI PTZ Controlには、BirdDog PTZカメラユーザー向けの強力な機能が組み込まれており、BirdDogのPTZカメラを画像調整するためのすべてのカラーマトリクスツールに直接アクセスできるとのこと。さらに、BirdDog PLAYを使用してNDIストリームで簡単にビデオウォールを構築できる「VIDEOWALL」ソフトウェアもNABで発売が開始された。