九州最大の放送・業務用機器展「九州放送機器展(QBEE)2024」今年も開催!

九州最大の放送・業務用機器展「九州放送機器展(QBEE)2024」が、2024年7月17日、18日に福岡国際センターにて開催された。4月のNAB新製品のみならず、QBEE初お披露目の新製品もいくつかあって、展示会場は例年以上に盛り上がっていた。今年2日間の来場者数は2,666名で、ほぼ最盛期の来場者数に戻ったといっていいだろう。早速、展示会場の様子を動画で紹介しよう。


MASTERLINEシリーズ 光JEEP-日本ビデオシステム

MASTERLINEシリーズ 光JEEPを展示。光JEEPの大きな特徴は、光ケーブル1本でSDIの信号を送り、合計22系統のSDI入出力に対応。さらに、LANやリモコン信号、アナログのオーディオ、デジタル信号など必要な信号をすべて光ケーブル1本の中に入れることが可能。これ1台あれば中継など、さまざまな現場で活躍できるとしている。

日本ビデオシステムブースレポート


28-45mm F1.8 DG DN | Art-シグマ

先日発売を開始した28-45mm F1.8 DG DN | Artを展示。APS-C用大口径標準ズームレンズ「18-35mm F1.8 DC HSM | Art」のフルフレーム化を実現しつつ、使いやすいサイズに収めなければいけないというところが一番ポイントだったという。レンズマウントはソニーEマウントとLマウントの2マウントを展開。ブリージングの対応もレンズ側で実現としている。

シグマブースレポート


HZK24-300-富士フイルムイメージングシステムズ

今年の3月から発売開始しているDuvoシリーズのHZK24-300を展示。スーパー35でPLマウントレンズを実現。さらに1.5倍エクスパンダーによって、スーパー35mmセンサーとフルサイズ相当のセンサーに対応。最近では、ソニーのFX6と組み合わせて使われることが多いという。

富士フイルムイメージングシステムズブースレポート


EOS C400-キヤノンマーケティングジャパン

2024年6月7日に発表した(9月上旬発売予定)CINEMA EOSシリーズの「EOS C400」を展示。コンパクトなボディにRFマウントの搭載を特徴とする。ボディの奥行きが狭まったことで、手持ちの際も高い安定感を実現。デュアルピクセルCMOS AF IIを搭載の搭載で、オートフォーカスは大幅な進化を実現している。一眼を使用するビデオグラファーからのステップアップとしても、好評だという。

キヤノンマーケティングジャパンブースレポート


Dante AV-エーディテクノ

オーディオとビデオが一体化した「Dante AV」を展示。Dante AVの「Dante AV Ultra」というエディションを特に強くアピールしていた。もともとDanteはオーディオの規格だが、Dante AV UltraはSDIからのエンコード/デコードやDanteのプロトコルを利用して映像をDanteのネットワークに乗せることが可能だ。

エーディテクノブースレポート


CRO-H1USB-イメージニクス

HDMI信号をUSBに変換する高性能のUSBコンバーター「CRO-H1USB」を展示。HDMI信号をUVC信号に変換して、接続されたホストコンピューターに映像をキャプチャーすることが可能。ZOOMやMicrosoft Teamsなどのオンラインミーティング、YouTube用の配信に便利な変換コンバータとしている。

イメージニクスブースレポート