txt:山本遊子 構成:編集部
ファッション・エディターの立花さくらさん、ビデオ コンテンツ クリエーターの塩津恵理佳さんを迎えて
「訊かせてよ。」第六回!
こんにちは。こんばんは。フリーランスの映像ディレクターの山本遊子です。「訊かせてよ。」第6回目のゲストはファッション・エディターの立花さくらさんと、ビデオ コンテンツ クリエーター塩津恵理佳さん。お二人は「40周年、もっと『ときめく』世界に!」がキャッチフレーズの創刊40周年を迎える老舗女性ファッション雑誌「25ans(ヴァンサンカン)」で映像担当をしています。雑誌「25ans」のハイエンドでラグジュアリーな世界観を踏襲しつつWEBで映像コンテンツを作るという、すごく創造性のある映像作りに取り組むお二人が今回のゲストです。
「25ans(ヴァンサンカン)」は10代~60代までと幅広い年齢層に読まれ、女性ファッション誌の中でも「コンサバ」「上品」「高級」なイメージで「売れているファッション誌」なのだそうです。そんな、既に確固たる地位をすでに築いているメディアがなぜ映像を作るのか、YouTubeチャンネルを持ちその中でどのようにコンテンツを展開しているのか…などなど、興味深い話をたくさん聞かせていただきました。
有名なモデルさんや芸能人たちがこぞってYouTubeチャンネルをたちあげ「〇〇ルーティーン」を披露する現在、映像を作ることが「ファッション」として捉えられている側面もあるようです(なんと!)。そして、昨年11月にはたった二人でインドの王様のもとに映像取材に行ったとか。すごい!可憐なルックスのお二人がもはや勇敢な女映像戦士に思えてきて、なんていうか、映像ってそんなことになってきてるのか、と色んなことが目から鱗でした。
番組の最後の方で“今後やってみたいこと”として立花さんが「ファッション・ドキュメンタリー作りたい」って話してくれたのですが、ファッションの世界って基本的には「ファンタジー」の世界だと私は思っていたので「ファンタジーでドキュメンタリーでときめいて」ってもはやいい意味でゲシュタルト崩壊。
「ファッション・ドキュメンタリー」が作れたら世界に新たな切り込みを入れるめちゃくちゃクリエイティブな行為だわ、私もそんなことやってみたい!としまいには一緒にワクワクさせてもらいました。そんなこんなで「訊かせてよ。」Vol.06ぜひご覧くださいませ。もしかしたら、あなたもときめくかも?
■ゲストプロフィール
立花さくら(たちばなさくら)
大学卒業後、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)に入社。企画立案、キャスティング、洋服の借り出し、スタイリング、撮影ディレクション、ライティング(原稿書き)まですべて編集者が担う社風のもとで鍛えられ、ファッションエディターとして奔走し現在に至る。ティーン向けファッション誌「mcSister」、20代向けファッション誌「Vingtaine(ヴァンテーヌ)」、ファッションWEBメディアのパイオニア「ELLE ONLINE」、ウエディング情報サイト「the WEDDING」、ママ&キッズ向けメディア「ELLE maman」を経て、ラグジュアリーファッション誌「25ans(ヴァンサンカン)」を担当。現在は、「25ans(ヴァンサンカン)」の誌面とWEBの両方の特集記事および動画コンテンツを担当。プライベートでは2児の母。塩津恵理佳(しおつえりか)
2013年にロンドン、ウエストミンスター大学の現代映像学部を卒業。帰国後、2年間広告映像制作会社にて国内外の映像制作に関わった後、フリーランスを得て2017年にハースト・デジタルジャパンにビデオ コンテンツ クリエーターとして入社。映像コンテンツのディレクション、撮影、編集作業までマルチに活躍。
■メディア情報