クリエイター・アーティストをゲストに迎えお酒を飲みながら本音トークをするYouTubeチャンネル「配信屋台のびしろ」。酔っ払うとみんな名言をポロリ、でも聞いた方もスッカリ忘れてしまうのでちゃんと残しとこう!という配信コンテンツです(開発秘話はこちら)。
今回のお客様
エディター・ごとうこうじ(GoTo)様
ごとうこうじ
神戸芸術工科大学卒。プロレスラーを目指し上京。全日本プロレスの門を叩き、挫折。東京のポストプロダクションにて、主にCMの編集を担当。2022年にフリーランスに。CMを中心とした編集マンとして活躍中。Autodesk Flame、DaVinci Resolve、Adobe Premiere、After Effects、エディター、コンポジター。得意技はフランケンシュタイナー。趣味はコマ送り。
配信屋台のびしろ Vol.16 エディター・ごとうこうじ氏
ごとう氏がオフライン・オンライン編集を担当したCM
Autodesk FlameとAdobe After Effects、それぞれの立ち位置
よく「できることは一緒なことが多いけど…」と聞いてはいたのですが、改めてごとう氏に違いを伺ってやっと腑に落ちた気がします。Autodesk Flame、Adobe After Effectsの信頼性・技術力・汎用性などなど違いはあれど、製品の能力だけでなく、クライアントに与えるイメージの違いは選択する上での重要な判断基準なのだなと。
エディターには目的に応じてどちらを使うのかの判断力と、それぞれを使いこなせる技術力を求められるのだなと感じました。プロとしての責任を果たすための道具選びはコストパフォーマンスだけでは決めれない。当たり前のことですが改めて勉強になりました。
自分をさらけ出して築くクライアントとの信頼関係
エディターとして仕事を獲得するために編集の技術力はもちろん必要ですが、重要になってくるのはディレクターや制作会社などクライアントとの信頼関係が重要という話に。信頼関係は仕事をちゃんと完遂することやコミュニケーションで生まれる。私の知る売れているエディターさんは、編集作業のクオリティーや速さが秀でているとともに、話が好きな人が多い。
ごとうさんの自分をさらけ出していくスタイルは、下手すると嫌がられる諸刃の剣ではあるが、彼の「物腰の柔らかい話し方」と「なんだかよくわからないけど一緒にいると心地いい空気作り」があってこそのスタイルなのかなと。
コミュニケーションの大切さは学校では教えてくれない。会社の先輩に言われると小言に聞こえる。こればっかりは体験して身に付けていくしかないですね…