クリエイター・アーティストをゲストに迎えお酒を飲みながら本音トークをするYouTubeチャンネル「配信屋台のびしろ」。酔っ払うとみんな名言をポロリ、でも聞いた方もスッカリ忘れてしまうのでちゃんと残しとこう!という配信コンテンツです(開発秘話はこちら)。
今回のお客様
エディター・神田晃弘様(nero grafico)/エディター・橋本真吾様(DADAN)
神田晃弘
ソニーPCL、T601を経て2011年よりフリーランスに。TV-CMを中心に活動する傍らnero grafico名義でイベント映像やドキュメンタリーの演出も。
橋本真吾
専門学校卒業後、なにわデジタル工務店、はなよめ映像事務所を経てフリーに。CM編集やモーショングラフィックスを中心に活動中。
配信屋台のびしろ Vol.17 エディター・神田晃弘氏/橋本真吾氏
編集マンと小料理屋は似ている
料理好きの二人が口をそろえていった「料理と編集は同じ」。素材の鮮度を大事にして、下ごしらえをして、段取りを完璧にして挑む。手間暇かけた作業・時間は嘘をつかない。確かに共通点が多く、人に提供するという点ではホスピタリティーも重要になってくる。編集マンと小料理屋の女将はきっと話が合いそうだ。
お客さんに満足してもらうために味で勝負するもよし、トークで勝負するもよし。ちょっとでも上に行きたいなら何かしないといけない。お客さんにちゃんと寄り添う店が繁盛している気がする。
「間」という確実に面白さを左右するもの
近年、コンテンツ大量消費社会では短い動画が良しとされ、いかに情報量を詰め込むか、編集でも問われる。
ユーザーの限られた時間に入り込むためには必然だと思う。しかしおもしろいとか感情を動かす映像となると「間」が必要で重要だ。時がたっても面白い普遍的なコンテンツはどの時代にも生まれている。時代の流れに合わせながらも、普遍的な面白さや感動はちゃんと伝えられる力は忘れないようにと自戒も込めてここに記しておく。